北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、金正日(キム・ジョンイル)総書記の8周忌を迎え、金日成(キム・イルソン)主席と金正日総書記の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。
金正恩委員長は、錦繍山太陽宮殿を訪ね、「偉大なる領導者金正日同志が生前の姿でおられる永生ホールを訪れ、最も崇高な敬意を表し、謹んであいさつを差し上げた」と「労働新聞」が17日付1面全面に写真を添えて報道した。金正恩委員長の参拝を契機とした発言は公開されず、参拝時期も記されなかった。
金委員長の錦繍山太陽宮殿参拝には、チェ・リョンヘ国務委第1副委員長兼最高人民会議常任委員長、パク・ボンジュ労働党政治局常務委員、キム・ジェリョン内閣首相を含めた「党中央委員会政治局の成員が参加した」と労働新聞は伝えた。
金正恩委員長とともに参拝した彼らは、「自力復興、自力繁栄の新しい時代を開く(金正恩)最高領導者同志の領導を忠実に尊び、革命の指揮成員として責任と本分を全うするという燃えるような決意を固めた」と労働新聞は伝えた。