17日午前、左肩の手術を受けた朴槿恵(パク・クネ)前大統領は今後3カ月間のリハビリ治療が必要だという医療陣の所見が出た。
ソウル聖母病院は同日午後、ソウル瑞草区盤浦洞(ソチョグ・パンポドン)のソウル聖母病院でブリーフィングを開き、「朴前大統領の肩の手術は順調に終わったが、肩腱板断裂に加え、肩関節周囲炎(五十肩)まで進行しているなど複合的な症状が現れているため、3カ月間のリハビリ治療が必要だ」と述べた。
左腕の痛みを訴えてきた朴前大統領は同日午前8時26から10時30分まで肩の手術を受け、回復室で回復の後、昼12時30分に同病院の21階にあるVIP2病棟に再入室した。
朴前大統領の主治医であり執刀医のキム・ヤンス整形外科教授は同日のブリーフィングで「朴前大統領の左肩回旋筋周りの靭帯5本のうち2本が断裂しており、縫合手術を行った。また、肩関節周囲炎による痛みを緩和するため、癒着弛緩術を施術した」と説明した。さらに、キム教授は「一般的な場合、3カ月以上通院しながらリハビリ治療を受けなければならないが、拘置所の中にはリハビリ治療に必要な機械の搬入などが困難で、入院治療を決定した」と付け加えた。
朴前大統領は、今後4週間にわたり補助装具の着用とともに手動装置によるリハビリ治療を受ける予定だ。合わせて8週間のリハビリ後の経過によって、医療陣が追加の入院期間を決定することになる。