カン・ギョンファ外交部長官は26日、河野太郎日本外相との電話通話で「日本政府による韓国半導体材料3品目に対する輸出制限措置を直ちに撤回すること」を求め、「韓国をホワイト国から除外する内容の『輸出貿易管理令』改正案の施行推進などの状況悪化措置を取らないことを要求」したと外交部が明らかにした。河野外相はこの日午前9時から30分間なされたカン長官との通話で「日本側の措置と関連した日本政府の立場を説明した」と外交部が伝えた。
韓日外交長官の直接疎通は、今月4日の日本による対韓国輸出規制措置以後初めてだ。
カン長官と河野外相は「25日の北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射に対する評価を共有」し「韓米日間の緊密な共助が緊要だということで意見を共にした」と外交部が伝えた。両外相は「韓日関係が難しい時ほど、各級の外交チャンネルを通した対話と疎通が続けられなければならないということに共感し、早めに国間会議など各種の契機を活用して相互の関心事について意見を交換していくことにした」と外交部が明らかにした。
カン長官と河野外相は、来月初めにタイ・バンコクで開かれるASEAN地域安保フォーラム(ARF)外相会議に参加するが、韓日外相の二国間会談の日程に関しては「何も決まっていない」と外交部当局者が伝えた。