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2030年、蔚山で水素自動車50万台生産

登録:2019-02-26 22:24 修正:2019-02-27 08:08
蔚山市、「2030世界最高水素都市」ビジョン宣言 
200社以上の水素専門企業と人材育成計画公表
26日「2030蔚山世界最高水素都市ビジョン宣言式」に参加したソン・チョルホ蔚山市長が、水素自動車の利点について専門家の説明を聞いている=蔚山市提供//ハンギョレ新聞社

 蔚山市(ウルサンシ)が「世界最高水素都市」ビジョンを出した。現在年間3千台水準の水素自動車の生産量を、2030年までに50万台に拡大することが目標だ。

 蔚山市は26日、UNIST(蔚山科学技術院)慶東ホールで、ソン・チョルホ市長とエネルギー関連公共機関長、全国110の水素専門企業・研究機関関係者ら約250人が参加した中で、「2030蔚山世界最高水素都市ビジョン宣言式」を開いた。市は宣言式で、2030年までに水素自動車生産50万台▽水素自動車普及6万7000台(現在361台)▽水素充電所設置60機(現在5機)などの細部目標を明らかにした。そのために、水素自動車生産基盤構築▽水素用複合バレー造成(1000平方メートル以上)▽水素専門企業(200社以上)と素材部品産業育成▽水素専門担当者養成(3大学に専門学科設立)など10大プロジェクトも提示した。

蔚山市は26日、UNISTでソン・チョルホ市長とエネルギー関連公共機関長、全国110の水素専門企業・研究機関関係者など約250人が参加した中で、「2030蔚山世界最高水素都市ビジョン宣言式」を開いた=蔚山市提供//ハンギョレ新聞社

 この日の宣言式は、先月17日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の蔚山訪問当時に政府が明らかにした「水素経済活性化ロードマップ」の後続措置で、水素産業育成を通じて主力産業の沈滞に対応する新たな成長動力と働き口を創り出すという腹案が含まれている。

シン・ドンミョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/883681.html韓国語原文入力:2019-02-26 17:27
訳J.S

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