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男子ハンドボールの世界選手権に「南北単一チーム」が出場

登録:2018-11-28 05:57 修正:2018-11-28 10:17
南側選手16人に北側から4人が合流 
韓国チームの監督が単一チームの監督務める予定
男子ハンドボール代表チーム=大韓ハンドボール協会提供//ハンギョレ新聞社

 男子ハンドボールチームがドイツで開かれる世界男子ハンドボール選手権大会(2019年1月)に南北単一チームとして出場する。

 大韓ハンドボール協会は「世界選手権に出場する南北単一チームは、南側選手16人に北側選手4人が合流する方式で選手団が構成される」と明らかにした。このため、南側が監督を務め、北側がコーチまたは選手を引率する管理者を派遣する方式でコーチ陣が構成される見通しだ。南側代表チームの監督には、すでに軍チーム「尚武」のチョ・ヨンシン監督(51)が選ばれた。韓国代表チームは12月中旬から鎭川(ジンチョン)選手村で練習を始める予定だが、北側選手の合流時期などをめぐって協議を続けている。

 ハンドボール協会は「国際ハンドボール連盟(IHF)を通じてトレーニング日程を北側に通知したが、まだ返信がない状態」だとし、「27~28日に日本で開かれるアジア連盟総会に、北側の体育相など関係者らが出席すれば、具体的な日程を協議することになるだろう」と述べた。南側は12月に鎭川選手村でトレーニングした後、世界選手権が行われるドイツに早めに渡り、現地トレーニングを始めることを提案した状態だ。

 ハンドボール協会は、国際ハンドボール連盟側が南北単一チームの構成に(南北よりも)積極的だと伝えた。国際ハンドボール連盟会長が先に提案したうえ、南北単一チームと主催国ドイツの試合を世界男子ハンドボール選手権大会の開幕試合(1月11日)に配置するなど、特別な関心を示しているという。

 韓国は今大会で、開催国のドイツをはじめ、フランスやロシア、セルビア、ブラジルと共にA組に編成された。世界ランキングはドイツが1位、ロシア4位、フランス5位、セルビア6位、韓国19位、ブラジル27位の順だ。

イ・チャンヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/871928.html韓国語原文入力:2018-11-27 21:29
訳H.J

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