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ト・ジョンファン長官「2032オリンピック共同開催を北に提案する」

登録:2018-09-12 23:21 修正:2018-09-13 08:16
「2020年東京オリンピックで南北単一チーム構成を増やすよう努力」 
2030年のワールドカップは南北・中国・日本の共同開催を推進
ト・ジョンファン文化体育観光部長官が12日、東京で韓国特派員らと懇談会をしている//ハンギョレ新聞社

 ト・ジョンファン文化体育観光部長官が「2032年五輪の南北共同開催を北朝鮮に提案する」と12日明らかにした。

 韓中日スポーツ長官会議出席のために日本を訪問したト長官は、韓国特派員との懇談会で18~20日の南北首脳会談の時に平壌に行き「(五輪を)ソウルと平壌で分散開催する方案」を提案すると話した。これに先立って文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、先月末に訪韓したトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長に夏季五輪の南北共同開催の希望を明らかにしたというが、今回の南北首脳会談でこれを公式に北朝鮮に提案することにした。また、ト長官は2020年の東京五輪で、多くの種目で南北単一チームを構成するために努力すると話した。彼は「今回、北朝鮮の体育長官に会い(単一チームの構成が)可能な種目などについて議論するつもり」だと話した。

 ト長官は、2030年ワールドカップを南北をはじめとする北東アジア国家が共同開催することも北側に提案すると明らかにした。彼は「中国が(ワールドカップ)誘致を申請しようとしているが、南北と中国、日本などアジアで開催を推進することについても提案するつもり」とし「このようになれば、現在の平和の流れを維持し、北東アジアの平和を朝鮮半島の平和と連結し、同時に実現することができると思う」と述べた。

 これと共にト長官は、北朝鮮芸術団の韓国公演「秋がきた」を準備するために開催可能な公演会場の現況を調査したとし、「一山(イルサン)、光州(クァンジュ)広域市、仁川などの公演会場でいつ公演が可能だという内容を北朝鮮側に教えた」と話した。さらに「北朝鮮芸術団の春公演が、ソウルと江陵(カンヌン)で開かれたので、今回もソウルと地方で各1回開催しようと思う」と付け加えた。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/861837.html韓国語原文入力:2018-09-12 20:53
訳J.S

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