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李明博、23日初公判…「欠席させてほしい」

登録:2018-05-10 23:01 修正:2018-05-11 07:33
3月23日、拘束令状が発給されて自宅を出る李明博元大統領=ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社

 李明博(イ・ミョンバク)元大統領が出席する初公判が23日に開かれる。検察が申請した証拠をすべて認めた李元大統領側は、今後開かれる裁判に「可能な限り欠席させてほしい」と明らかにした。

 ソウル中央地裁刑事27部(裁判長チョン・ゲソン)は10日、賄賂・横領・租税脱漏など16種類の容疑で起訴された李元大統領の2回目の公判準備期日を開き、検察と弁護人の意見を聞いた。李元大統領が欠席した中で、弁護人は「ダースは被告人の兄が作った会社で、ダースの秘密資金造成を共謀したり使ったことはない」と主張した。李元大統領はこれに先立って「多くの証人が一緒に仕事をしてきた人々だ。その人々が法廷に呼び出され嘘をついたのではないかと追及することは、大統領を務めた人間としてすべきことではないと思う」として、検察が申請した証拠にすべて同意したため、証人尋問は大幅に減る見込みだ。

 17日にもう一度、公判準備期日を開くことにした裁判所は、23日に初公判を始め、6月中旬まで週2回の裁判を継続すると明らかにした。すると李元大統領の弁護人であるカン・フン弁護士は「1回目の公判期日に被告人が出席すべきだが、出て来られる健康状態ではないので、可能な限り欠席して(証拠)調べができるようにして欲しい」と話した。カン弁護士は、裁判が終わった後に記者団に会い、「健康状態が良くない。血糖値が高く外部診療を薦めているが、特別待遇を受ける姿を見せたくないとして、行かないと我を張っている」と話した。

キム・ミンギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/844148.html韓国語原文入力:2018-05-10 22:07
訳J.S

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