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軍事境界線で最初の握手、「1953年に芽生えた平和の木」を一緒に植樹

登録:2018-04-27 05:10 修正:2018-04-27 07:15
南北首脳会談のタイムライン 
金正恩委員長、徒歩で軍事境界線超え 
午前9時30分、文大統領と歴史的対面 
査閲、歓迎行事、芳名録への署名、記念撮影 
10時30分、平和の家の2階で首脳会談 
それぞれ昼食後、「ソテギル」に松の木を植樹 
漢拏・白頭山の土を混ぜ、漢江・大同江の水で水やり 
午後会談終えた後、6時30分に晩餐会 
「一つの春」歓送映像の観覧後別れる
文在寅大統領と金正恩国務委員長//ハンギョレ新聞社

 大統領府が26日の南北首脳会談の詳細日程を公開した。イム・ジョンソク南北首脳会談準備委員長は京畿道高陽市(コヤンシ)のキンテックスに設けられた2018南北首脳会談メインプレスセンターで記者会見を開き、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が27日午前9時30分、歴史的な対面を果たす」と発表した。全世界が注目する同日の日程を時間帯別にまとめた。

■9:30

 金委員長が板門店(パンムンジョム)軍事停戦委員会会議室の建物、T2とT3の間の道から軍事境界線を歩いて越える。分断以来初めて北朝鮮の最高指導者が南側の地を踏む瞬間だ。その時、南側地域で事前に待っていた文大統領が近寄る。初めて会った両首脳は手を取り合う。二人は伝統的な儀仗隊の護衛を受け、公式歓迎式典場に移動する。

■9:40

 両首脳は会談場の平和の家と自由の家の間にある板門店広場で、300人ほどで構成された南側の儀仗隊を査閲し、公式歓迎行事を見守る。金大中(キム・デジュン)元大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領がそれぞれ2000年と2007年に平壌(ピョンヤン)を訪問した際、南北首脳は北側の陸海空軍の儀仗隊を査閲した。両首脳は、イム・ジョンソク秘書室長(南北首脳会談準備委員長)やチョン・ウィヨン大統領府国家安保室長、ソ・フン国家情報院長をはじめとする南側の公式随行員7人と、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長や金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長など、北側の公式随行員9人と挨拶を交わす。

■10:00

 文大統領と金委員長が平和の家に入る。金委員長は、伝統海州(ヘジュ)膳をかたどった署名台の上に置かれた芳名録にメッセージを残し、署名する。両首脳は隣り合って記念撮影を行った後、接見室に移動し、事前歓談を交わす。

■10:30

 歴史的な南北首脳会談が始まる瞬間だ。両首脳は平和の家2階にある首脳会談場に入る。楕円形のテーブルの中央の椅子に二人が座り、冒頭発言を行う。その後の会談は非公開で行われる。双方は午前会談で圧縮的で密度の高い議論を進める可能性が高い。

■午後1:30~3:30

 昼食はやや遅めになる見込みだ。イム準備委員長は「午前の首脳会談が終了した後、双方は別々に昼食と休憩をとる」とし、「その間に、北側は軍事境界線を越えて(北側に帰り)、午後の日程の際、再び合流する」と述べた。

■3:30~4:00

 午後に再び会う両首脳は、初めて会った場所から10メートルほど離れた南側の自由の家右側の軍事境界線地域で再会する。両首脳は65年間、対決と分断の象徴だった軍事境界線の上に、平和と繁栄を祈願する記念植樹を一緒に行う。植樹の場所は、1998年に故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ名誉会長が500頭の牛を連れて訪朝した軍事境界線付近の「ソテギル」(牛の群れの道)だと、イム準備委員長は伝えた。植えられるのは停戦協定が締結された1953年に芽生えた松の木で、漢拏山(ハルラサン)と白頭山(ペクトゥサン)の土を混ぜて植えた木に、文大統領は大同江(テドンガン)の水を、金委員長は漢江(ハンガン)の水を与える。植樹標示石には「平和と繁栄を植える」というメッセージと共に、両首脳の署名が刻まれる。イム準備委員長は「共同植樹は南側が提案し、北側が受諾して実現した」と明らかにした。

■4:30~5:00

 植樹の後、両首脳は自由の家の右側の道に沿って軍事境界線の標識がある「徒歩橋」まで散策しながら会話を交わす。イム準備委員長は「両首脳が軍事境界線の標識のすぐ前まで一緒に行くということ自体が、朝鮮半島に平和が訪れて、協力と繁栄の時代を迎えるという大きな意味を持つだろう」と述べた。

■5:00~6:30

 平和の家に戻ってきた両首脳は、午後の会談を始める。朝鮮半島の非核化や恒久的平和定着、南北関係の進展を含めた諸議題が合意に至るまで、双方は詰めの交渉を行う。会談の後、両首脳が平和の家の前庭で記者会見を開き、合意文を発表する場面が見られるかもしれない。

■6:30~9:00

 会談を終えた両首脳が平和の家3階の宴会場に入場する。双方の随行員らも陪席する晩餐会が開かれる。平壌の玉流館首席シェフが用意した作りたての玉流館冷麺が板門閣から配達される。文大統領の故郷の食べ物であるマトウダイ焼きや、金委員長がスイスに留学していた当時、よく食べていたというレシュティ(スイス式ジャガイモ焼き)などが食卓にあがる。晩餐に金委員長の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏が登場するかどうかは、まだ分からない。

■9:00~10:00

 首脳会談を終えた両首脳が別れる時間だ。両首脳は、平和の家の建物前面をスクリーンとして活用した映像「一つの春」を観覧する。映像には、朝鮮半島の過去と現在、そして未来が美しい画面や音楽と共に表現される。両首脳は、手を振って再会を約束する。

ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/842299.html韓国語原文入力:2018-04-26 23:58
訳H.J

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