文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領が来月中旬に再会する。「2018南北首脳会談」と5月末または6月初めに開催されるとされる朝米首脳会談の間の時期だ。今回の韓米首脳会談では、朝鮮半島の非核化と平和体制を協議する南北首脳会談の成果を共有しながら、朝米首脳会談の成功戦略を話し合うものと見られる。南北、韓米、朝米とつながる首脳会談が好循環する場合、文大統領が言及した「南北米首脳会談」も現実味を帯び、朝鮮半島はさらに暖かい春の陽気に包まれる見込みだ。大統領府は25日、チョン・ウィヨン大統領府国家安保室長とホワイトハウスのジョン・ボルトン国家安保補佐官が24日(現地時間)に米ワシントンで面会し、このような内容を協議したと発表した。
ユン・ヨンチャン大統領府国民疎通秘書官は同日の記者会見で、「米国を訪問中のチョン・ウィヨン室長が24日午後3時にボルトン国家安保補佐官と面会し、1時間にわたって意見を交換した」とし、「チョン室長とボルトン補佐官は、南北首脳会談の準備状況、特に朝鮮半島非核化の目標達成に向けた両国間の緊密な協力方法などに対する意見調整を終え、首脳会談以降の状況についても協議した」と明らかにした。さらに、「二人は、文大統領とトランプ大統領が南北首脳会談直後に電話会談を行い、結果を共有することで合意しており、朝米首脳会談前に文大統領とトランプ大統領の会談を推進する案についても協議した」と付け加えた。
27日に開かれる南北首脳会談の公式随行員の一人であるチョン室長の今回の訪米は、電撃的に行われた。今月12日(現地時間)、ワシントンで、新たに就任したボルトン補佐官に会ってから半月も経たなかったからだ。大統領府関係者は「チョン室長の訪米には、南北首脳会談の成功だけでなく、朝米首脳会談も必ず成功に導かなければならないという大統領の意思が反映された」とし、「朝米首脳会談まで成功的に開催するためには、継続して協議を進めなければならない」と話した。彼はまた、「進行状況が随時変わっており、南北間の協議内容については韓米間で緊密に協力するためにも、電話会談よりは直接対面するのが理解度を高めることができる」と説明した。南北首脳会談を控えて南北が調整中の非核化や終戦宣言など具体的議題に関して、大統領府とホワイトハウスの高官らが膝をつき合わせて緊急に協議すべき進展した状況があったものと見られる。
文大統領が24日に日本の安倍晋三首相と行った電話会談で言及した「終戦宣言」に関わる内容の可能性もある。文大統領は「終戦宣言は、南北だけの対話で解決されるわけではなく、少なくとも南北米の合意があってこそ成功できる」と述べた。文大統領が27日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談で、終戦宣言と南北米首脳会談の推進を提案する前に、米国との事前協議が必要だった可能性もある。