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カン・ギョンファ外交長官、15日に訪米

登録:2018-03-14 23:00 修正:2018-03-15 09:47
ティラーソン更迭にも…サリバン代行と会談 
イ・ドフン6カ国協議首席も14日に訪米
カン・ギョンファ外交部長官が1月9日午後、ソウル都染洞(トリョムドン)の外交部庁舎で12・28韓日「慰安婦」被害者問題合意の後続処理に関する政府の立場を発表している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 カン・ギョンファ外交部長官が15日、レックス・ティラーソン米国務長官の更迭と関係なく、予定通り訪米すると外交部が14日明らかにした。

 外交部はこの日「韓米間に北朝鮮核問題、同盟、経済通商など重要な懸案がある現状況で、米国内の人事交替にもかかわらず韓米外交当局間の緊密な疎通を維持することが緊要という認識を韓米で共有した」として「米国は外交長官が予定通り訪米することを希望してきた」と伝えた。カン長官は、国務長官代行を務めているジョン・サリバン米国務部副長官に会い、4月末と5月にそれぞれ予定された南北、朝米首脳会談に関連した実務レベルの調整に乗り出す。新任国務長官に内定したマイク・ポムペオ米中央情報局(CIA)局長は、まだ議会の承認手順を踏む前であり、カン長官が直接会うことは難しいという。当初カン長官は、レックス・ティラーソン国務長官と外交長官会談を持つ計画だった。

 一方、北朝鮮核6カ国協議の首席代表であるイ・ドフン外交部朝鮮半島平和交渉本部長も14日に訪米のため出国した。イ本部長は、米国務省のスーザン・ソーントン東アジア太平洋担当副次官補、ホワイトハウス国家安全保障会議のマット・ポッティンジャーアジア担当先任補佐官に会い、最近の朝鮮半島情勢の変化に関する意見を交換し、北朝鮮核問題の解決方向に対する下絵を描く予定だ。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/836147.html韓国語原文入力:2018-03-14 21:31
訳J.S

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