共同応援には58％、朝鮮半島旗使用には54％が支持
韓国国民の61％が、北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加に肯定的という調査結果が出た。
31日、韓国言論振興財団(理事長ミン・ビョンウク)メディア研究センターは、20歳以上の成人男女1074人を対象に平昌冬季五輪関連情報に対する認知度、メダル集計方式に対する選好度、競技結果に対する展望、北朝鮮参加関連イシューに対する反応を調査した結果を公開した。
結果を見れば、回答者の3人に2人(66％)が、平昌五輪は平和に寄与するだろうと答えた。また、61％が北朝鮮の五輪参加を肯定的と答え、53％が「オリンピックで南北関係が改善されるだろう」と答えたと集計された。共同応援に対しては58％、朝鮮半島旗の使用には54％が肯定的に答えた。また、回答者の77％がオリンピックは文化発展に寄与すると答え、情報通信技術発展(70％)、経済発展(62％)、環境(48％)で肯定的期待をしていることが明らかになった。
年齢帯によりオリンピックに対する認識も異なって表れた。五輪が平和に寄与するという応答は、40・50代が73％で最も高く、次いで60代以上62％、20代は57％の順だった。平昌五輪が文化、情報通信技術、環境に寄与するという応答は年齢帯が高くなるほど多かった。オリンピックが経済発展に寄与するという応答は20代が65％で最も高く、年齢が高くなるほど肯定回答が減った。
この他、回答者の42.3％が総メダル数基準でオリンピックの国家別総合順位を算出する方法を好むと答え、金メダルを優先して集計する方式は40.9％が支持した。観覧したい種目としては、フィギュアスケート(32.2％)、ショートトラック(24.8％)、スピードスケート(11.6％)が上位を占めた。韓国のメダル獲得総数は9～11個と見る応答が36.8％で最も多かった。また、回答者の55.8％が総合順位1位は米国になると予想した。
今回の調査回答者は、アンケート調査専門業者である(株)マーケットリンクのパネルを通じて、年齢帯(20～60代以上)と居住地域を考慮して割当標集で募集された。調査は23から26日までの4日間なされた。回答率は15.3％(Eメール発送7000件、最終回答完了1074人)で、95％信頼水準で標本誤差±3.0％pだ。
訳J.S
