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新古里5・6号機の工事めぐり「継続」が「中断」を上回る…ギャラップ調査で“逆転”

登録:2017-09-02 04:57 修正:2017-09-02 08:42
7月第2週、8月第1週の調査では「中断」が多数 
文大統領への肯定的評価、3%ポイント下落した76%
蔚山市蔚州郡に位置している新古里原子力発電所5・6号機建設現場=蔚山/シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 世論調査専門機関の「韓国ギャラップ」が現在、公論化過程が進められている新古里(シンゴリ)原子力発電所5・6号機の建設を中断するかどうかについて尋ねたところ、42%の人が「継続すべき」と回答した一方、「中断すべき」と答えた人は38%だった。ギャラップの3回の調査で新古里原子力発電所5・6号機の建設を中断をめぐっては賛否が激しく対立している。

 1日、ギャラップが全国の成人1003人を対象に、先月29~31日に行った世論調査(95%信頼水準で標本誤差±3.1%ポイント)によると、新古里原子力発電所5・6号機の建設について「継続すべき」という意見は42%、「中断すべき」という意見が38%、「意見を留保する」は20%だった。

 これに先立って行われたギャラップの2回にわたる調査では、「中止すべき」が「継続すべき」という意見をやや上回っていたが、今回の調査ではそれが覆された。新古里5・6号機公論化委員会の発足以前の7月11~13日に行われた調査では「継続」が37%、「中断」が41%で、8月1~3日に行われた調査では「継続」が40%、「中断」が42%だった。

 現在、新古里5・6号機公論化委員会は、国民を対象に「02-2056-3357」の電話番号で世論調査を行っている

 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行については、「よくやっている」という評価が、8月第4週の調査(22~24日)より3%ポイント下落した76%を占めていた。否定的な評価は2%ポイント上昇した16%で、意見を留保したのは8%だった。

 政党支持率では、共に民主党が48%、自由韓国党が8%、国民の党と正しい政党がそれぞれ7%、正義党6%だった。共に民主党と国民の党は先週よりそれぞれ2%ポイント上昇しており、自由韓国党と正義党はそれぞれ2%ポイント下落した。正しい政党はそのままだった。情報捏造事件で支持率が4~5%にとどまっていた国民の党は、今回の調査で7%に上昇した。国民の党は先月27日に全党大会を開き、安哲秀(アン・チョルス)新代表を選出した。

 今回の調査の詳しい内容はギャラップと中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

イ・スンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/809248.html 韓国語原文入力:2017-09-01 11:35
訳H.J(1304字)

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