登録 : 2017.08.30 02:22 修正 : 2017.08.30 07:04

北朝鮮の核・ミサイルの備えに4180億円 
参戦功労者手当て月2万→2万9千円

北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射した今月29日、国防部が24日に実施した「800キロメートル弾道ミサイル」の戦力化飛行テストの映像を公開した=国防部提供//ハンギョレ新聞社
 政府は29日、国会に提出する来年度国防予算案として43兆1177億ウォン(約4兆1600億円)を編成した。今年の国防予算40兆3347億ウォン(3兆8900億円)から6.9%増えたものであり、2009年に7.1%の増加率を記録して以来、最大の増加幅だ。最近の国防費の増加率は2013年に4.2%、2014年に4.0%、2015年に4.9%、2016年に3.6%、2017年には4.0%だった。国防力に積極的に投資するという政府の意志が反映されたものと見られる。現政府の政権引き継ぎ委員会に当たる国政企画諮問委員会は今年5月、国防費の増加率を過去の政府の3~4%から7~8%へと引き上げる計画を明らかにした。

 来月1日、国会に提出される国防予算案を見ると、防衛力改善費は今年より10.5%増加した13兆4825億ウォン(1兆3千億円)、電力運営費は5.3%増えた29兆6352億ウォン(2兆8600億円)が策定された。防衛力改善費のうち北朝鮮の核と大量破壊兵器(WMD)の脅威に対応した予算は4兆3359億ウォンで、今年より13.7%も増加した。国防部は「キルチェーン(Kill Chain)と韓国型ミサイル防衛(KAMD)、大量反撃報復(KMPR)など3軸(3K)体系を2020年初めまでに構築する計画」だと明らかにした。

 軍は3軸体系の早期構築に向けて偵察衛星5基(2023年まで)、高高度無人偵察機(グローバルホーク)、長距離空対地誘導弾(タウルス)、弾道弾早期警報レーダー2、長距離地対空誘導兵器(L-SAM)などを購入するか、開発する予定だ。また、中距離地対空誘導兵器(M―SAM)事業である鉄鷹2とパトリオット(PAC-2)の性能を改良する事業も行う。大量反撃報復の戦力として特殊任務旅団の要員らが携帯する特殊作戦用榴弾発射機(40ミリ6連発)の購入と特殊兵力輸送用CH/HH-47Dヘリの性能改良も計画している。また、局地的な挑発に備えるため1兆6189億ウォン(約1560億円、22.4%増)、全面戦と自主防衛能力の強化のために6兆3772億ウォン(約6150億円、7.9%増)、国防研究開発および防衛産業の活性化に2兆8754億ウォン(約2770億円、3.3%)が割り当てられた。

 国家報勲処は、国家功労者補償金を大幅に引き上げる内容で、来年予算案を編成した。生存する独立運動の愛国志士に対する特別礼遇金が毎月157万5千ウォン(約15万円)~232万5千ウォン(約22万円)(従来は月当たり105万ウォン~155万ウォン)に引き上げられ、参戦功労者に対する参戦名誉手当も月22万ウォン(約2万千円)から30万ウォン(約2万9千円)に増える。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-08-29 21:58
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/808859.html 訳H.J(1418字)

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