登録 : 2017.05.23 08:38 修正 : 2017.05.23 09:01

同性愛者の摘発捜査で2年求刑されたK大尉の釈放を要求  
24日の判決控え、4万605人が賛同した嘆願書を提出

軍人権センターの同性愛者K大尉嘆願要請書キャプチャー//ハンギョレ新聞社
 「愛は決して犯罪ではない」

 陸軍の同性愛者の摘発捜査で拘束され、懲役2年を求刑されたK大尉に対して、6日間で4万人を超える人たちが無罪釈放を要求する嘆願に参加した。K大尉は24日に判決を控えている。

 22日、軍人権センターはK大尉の釈放を要求する嘆願にこの日午後、最終的に4万605人が参加し、裁判所に提出すると発表した。法律支援金も1282人が後援し、2621万ウォン(約260万円)が集まった。

 16日、K大尉について軍検察が、軍刑法92条の6違反の疑いで懲役2年を求刑すると、軍人権センターは翌日から嘆願運動を推進した。軍刑法92条の6は「肛門性交やその他の醜行を行った軍人は2年以下の懲役に処す」と規定している。イ・ジョンミ正義党議員も19日「裁判所はK大尉に対する正しい決定を下してほしい」という見出しで報道資料を出し、国会議員全員がK大尉に対する嘆願に参加することを要請した。イ議員は「軍刑法第92条の6が同性愛という性的指向自体を処罰している。国連の経済的・社会的・文化的権利規約委員会は2015年に大韓民国政府にこの条項の廃止を勧告している」と指摘した。

 軍人権センターが引用した検察の公訴事実によると、K大尉は性的関係の動画を流布したことがなく、性的関係を持った場所はすべて家などの私的空間であり、いずれも合意による関係だった。また、相手は他部隊の所属であり、上官-部下の指揮関係に置かれてはいなかった。軍人権センターは「愛は決して犯罪ではない。K大尉が軍紀を乱したことは何もない。不当な摘発や違法捜査で点綴された事件に裁判官としての良心を守ることができるよう、K大尉の無罪釈放嘆願をともにしてほしい」と明らかにし、嘆願への賛同を求めた。

 これに先立つ先月13日、K大尉は出張中に逮捕され17日に拘束された。軍人権センターは記者会見を開き、チャン・ジュンギュ陸軍参謀総長の同性愛者摘発指示を受けた陸軍中央捜査団サイバー捜査チームが2~3月に全部隊を対象に強圧的な捜査を行い、同性愛者の軍人40~50人の身元を確保したと主張した。これに対して陸軍本部は「チャン総長がそんな指示をしたことはないことが確認された」とし、「現役軍人が同性軍人と性的関係を持つ動画をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に掲載したことを認知して捜査し、人権と個人情報を保護し法的手続きを遵守している」と釈明した。

パク・スジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-05-22 20:26
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/795737.html 訳M.C(1255字)

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