「梨花人として恥ずかしい。親日附逆派の銅像を撤去せよ!」
5日午後、「梨花女子大学の親日附逆を清算するプロジェクト企画団」(以下企画団)所属の学生約10人は、ソウル梨花女子大学正門で「金活蘭(キム・ファルラン)の親日附逆活動を知らせる立て札を立てる宣言式」を開いた。梨花女子大学の初代総長を務めた金活蘭は、日帝強制占領期(日本の植民地時代)当時、学生たちの徴兵・徴用を督励するなどの親日附逆活動により、2008年に発刊された「親日附逆人名辞典」に載った人物だ。学生らは記者会見で「民族を裏切った人は梨花の“大師匠”ではない」としたうえで、「金活蘭の親日附逆行為を梨花人に知らせるために、親日附逆活動を書いた立て札を銅像の前に立てる」と発表した。
今年3月に活動を開始した企画団は6月まで「1000人の梨花人から1000ウォンずつ」という名の立て札募金プロジェクトを進め、9月には梨花女子大学本館の左側に位置した金活蘭銅像の前に、学生らが直接デザインした立て札を立てる計画だ。立札の表には金活蘭の親日附逆行為についての説明が、裏には募金に参加した生徒の名前が刻まれる予定だ。チョン・オジン企画団長(21)は「金活蘭の銅像は、梨花女子大学に残っている親日附逆の跡であり、私たちの手で清算しなければならない課題」だとし、「親日附逆行為を知らせる立て札が銅像を撤去する礎石になることを願う」と語った。
梨花女子大学の学生らは今年2月、総長選出方法に抗議する際、銅像に「財団独裁はもう終わりにしよう」と書かれた赤いビニールをかぶせるなど、親日附逆行為が浮き彫りになった金活蘭の銅像を使って学校本部に抗議の意を伝えてきた。