登録 : 2017.02.11 23:37 修正 : 2017.02.12 08:07

氷点下の寒さにも全国80万人集まる 
大統領の露骨な引き延ばし戦術に反感 
18日も大規模な集会を予定

11日、ソウル光化門広場で開かれた朴槿恵大統領退陣要求ろうそく大会で、参加者が広場を埋め尽くしスローガンを叫んでいる/聯合ニュース
「弾劾遅延なんてとんでもない! 特検を延長せよ!」、「朴槿恵(パク・クネ)を逮捕しろ! 今すぐ逮捕しろ!」

 氷点下の気温にもかかわらず、朴槿恵大統領の早期弾劾と特検捜査の延長を求める「ろうそく市民」80万人が集まった。ソウル光化門(クァンファムン)広場に75万人、釜山(プサン)・光州(クァンジュ)など地域でも5万人が雲集した。憲法裁判所が朴大統領側代理人団の露骨な引き延ばし戦術に巻き込まれて、3月初めまで弾劾審判結果が出ない恐れがあるという危機意識が市民を広場に引き寄せた。

小正月の11日午後、ソウル光化門広場では朴槿恵大統領退陣を求める第15回ろうそく集会が開かれている=イ・ジョンヨン先任記者//ハンギョレ新聞社
 小正月の11日午後6時、朴槿恵政権退陣のための非常国民行動(以下、退陣行動)は「引き下がれない! 2月弾劾!特検延長!、朴槿恵・黄教安(ファン・ギョアン)の即刻退陣と迅速な弾劾のための第15回汎国民行動の日」本集会を始めた。“2月の弾劾を求める”基調発言を行った民主労働組合総連盟のキム・ギョンジャ副委員長は「朴槿恵大統領と犯罪者集団は、特検活動の期限が終わる2月28日とイ・ジョンミ裁判官の任期が終わる3月13日が過ぎれば、弾劾は水の泡に帰すと思って居直りつづけている」としたうえで、「状況が緊迫しているだけに、ろうそくをもっと高く掲げよう」と訴えた。キム副委員長は「今月18日に大規模な集会を開き、25日にはソウルに集まって集中集会を開くことで朴大統領の弾劾を決定づけよう」と提案した。

 民主社会のための弁護士会所属のオ・ジウォン弁護士は黄教安大統領権限代行に対し、特検延長を要求した。オ弁護士は「黄代行は『特検延長は考慮する状況ではない』という妄言を吐いた」として、「特検が捜査すべき事項が山のようにあるのに、今特検延長を考慮しなければ、一体いつ延長を検討するのか」と反問した。さらに、「黄代行は、特検法の趣旨に沿って国民の意に応えなければならない」と声を高めた。

 公演のために舞台に立ったバンド「ホットポテト」のリードボーカルのキムCは「個人的にろうそく集会に参加したことがあった」と口火を切った。キムCは「不幸なニュースかも知れないが、ろうそくは終着駅というよりも始まりに近いようだ。我々皆が切に望むことが必ず実現することを願う」と話した。

 京畿道富川(ブチョン)から参加した市民のミン・ジホンさんは自由発言で「大統領府はクーパン(韓国のオンラインショッピングモール)トラックは通すのに、特検チームの家宅捜索は拒否している。黄教安代行は大統領になりたくて特検延長を拒否している」と皮肉った。ミンさんは「疲れている家族と友達に再びろうそくを掲げようと互いに激励しよう」と提案し、「国会議員たちに特検の延長と職権上程を求めよう」と主張した。

小正月の11日、朴槿恵政権退陣を求める非常国民行動は「引き下がれない!2月弾劾!特検延長! 朴槿恵・黄教安即刻退陣と迅速な弾劾のための第15回汎国民行動の日」を開催した。本集会が終わった後の午後7時40分頃から憲法裁判所に向け行進を始めた=パク・スジン記者//ハンギョレ新聞社
 本集会が終わる頃、退陣行動は「退陣」と書かれた風船を空に浮かべる「退陣満月」パフォーマンスを行った。小正月を迎え、朴大統領の退陣を祈願するためのものだった。

 最近、保守勢力の対抗集会の規模が大きくなり、政界の一部から弾劾棄却説が流れていることを受け、不安感を感じた市民たちは広場を埋め尽くした。京畿道龍仁(ヨンイン)から参加したキム・ミョンソプさん(40)は「2月中に朴大統領の弾劾が実現すると思っていたのに、予想外の展開だ。最近、保守団体側でも勢力を拡大しているというニュースを見ると、不安を覚える。かなり寒いけど、『ろうそくはまだ生きている』ということを見せたくて、毎週参加している」と話した。ソウル九老区(クログ)から来たキム・ドンスさん(51)は「憲法裁判所で朴大統領弾劾を先送りしたので、ろうそく集会に参加しないわけにいかない」と言い、「まともな民心を見せつけるためにも2月のろうそく集会に集中しなければ」と話した。

 この日のろうそく集会には、政界からの参加も目立って増えた。大統領選挙の有力候補である共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナム)市長が参加し、秋美愛(チュ・ミエ)代表と禹相虎(ウ・サンホ)院内代表など、共に民主党所属の議員たちも、ろうそくを掲げて朴大統領の弾劾を求めた。

 本集会後の7時30分頃からは行進が始まった。以前は大統領府、憲法裁判所、大企業の本社という3つの方向に分かれて行進していたが、同日は、一旦大統領府方面に向けて行進してから、行進隊列全体が憲法裁判所方面に移動した。行進中にも朴大統領の退陣を願う短冊を燃やし、大同まつり(伝統的な農民のまつり)など様々な行事が行われた。

退陣行動は今月11日午後7時20分に、本集会消灯行事で「退陣」と書かれた風船を空に浮かべる「退陣満月」パフォーマンスを行った//ハンギョレ新聞社

パク・スジン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-02-11 19:33
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/782240.html 訳H.J(2115字)

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