登録 : 2017.02.08 06:38 修正 : 2017.02.08 07:24

セヌリ党非常対策委員のキム・ムンス元京畿道知事が4日、ソウル光化門付近で開かれた保守団体の朴槿恵大統領弾劾反対「太極旗集会」に参加している/聯合ニュース
 朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾に反対し、特検捜査を妨害してろうそくデモに対抗する動きが強まっている。3カ月余り市街地の広場で大統領退陣を訴えてきた国民は当惑し、弾劾が失敗に終わるかも知れないという不安感を隠すことができない。それなのに政界、特に野党は大統領選挙戦しか見えなくなっていて、弾劾を確実にし終えることを疎かにしている。これでは幾千万の国民が照らしたろうそくのあかりの成果をまともに続けることはできない。弾劾を完遂して特検の捜査ではっきりと成果が出るまで野党協力を強化しなければならない。2月の臨時国会ではろうそくデモの要求を含む制度改革を成し遂げることに全力をつくすべきであるはずだ。

 現況は「2月末~3月初めに憲法裁判所が弾劾を決定し、4月末ごろ大統領選を早急に行う」という予想が危ぶまれるほど、あらゆることが流動的である。朴大統領の弁護団は証人および追加の証拠申請を通じて弾劾手続きを遅らせようと努め、大統領府は特検の家宅捜索令状の執行を拒否した。大統領が特検の調べに直接応じるかも成り行き不明である。そのうえ極右保守指向の「チョン・キュジェTV」放送に出演し、あらゆる弁解をして支持層の結束を図ろうとした。

 大統領の権限代行であるファン・ギョアン首相もまた特検に非協力的である点は同じだ。今月末で終わる特検の捜査の延長をファン首相が認めるかも今では不透明である。さらに極右勢力の弾劾反対集会には大統領派の政治家の参加がだんだんと増え、集会の規模も大きくなっている。シム・サンジョン正義党代表が語ったように「幾千万のろうそくの灯りで散り散りになった勢力が総結集している」ような形である。ところが本来これを防ぐ先頭に立つべき政界は大統領選にばかり関心を持ったままで、まともな対応を出来ないままである。そのためにろうそくデモの成果が消えるのではないかと国民は考え、やきもきしているのではなかろうか。

 野党4党は「弾劾協力」を再び結集する必要がある。まずファン首相の承認なしでも特検の捜査期間を延長することができるように特検法を改正する策を進めなければならない。市民の週末集会に積極的に参加して弾劾が早期に決定されるよう力をつくすべきである。また2月の臨時国会では財閥規制や検察改革の法案を必ず通さなければならない。それがろうそくデモの市民が望んでいる政界の任務だ。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017/02/07 19:03(1160字)

原文: http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/781693.html 訳T.W

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