登録 : 2017.02.09 22:21 修正 : 2017.02.10 07:12

22日までに証人尋問終え、2月末に弁論終結の意志 
「出席しなかった証人は再召喚しない」 
朴大大統領側「時間稼ぎ」の質問続くと 
カン・イルウォン裁判官「どうして訊くのか理解できない」 
 
イ・ジョンミ所長権限代行 
「弾劾宣告時期など公正性を損ねる憶測、強く憂慮」

イ・ジョンミ憲法裁判所長権限代行が1日午前、ソウル鍾路区の憲法裁判所で開かれた「朴槿恵大統領弾劾審判10回目の弁論」を主宰している=写真・共同取材団//ハンギョレ新聞社
 憲法裁判所が22日までに予定された証人たちが出席しない場合は再召喚しないと明らかにする一方、双方の代理人に対して23日までに「最終的な立場」を書面で提出するよう要求した。憲法裁が「2月弁論終結」の意志を見せ、「3月に宣告」が可視圏内に入ってきた。

 9日に開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾審判での12回目の弁論で、憲法裁判所長権限代行のイ・ジョンミ裁判官は「尋問が予定された証人が欠席した場合、原則的に再召喚しない」とし、「これまで進めた様々な主張を一目瞭然に整理し、23日までに準備書面として提出してほしい」と話した。憲法裁は7日の11回目の弁論で、朴大統領の代理人が証人に申請した17人のうち8人を大量に採択した。この日、4人の証人尋問を終えた憲法裁は、今後4回の弁論と13人の証人尋問を控えている。弾劾審判が大幅に遅延しかねないという懸念の中、国会訴追委員である正しい政党のクォン・ソンドン議員は11回目の弁論で「証人が出席しない場合、証人採択を取り消せば迅速な裁判が行えるので、裁判部が明瞭な立場を明らかにしてほしい」と要求した。これに伴い、憲法裁はこの日まで3回にわたり証人尋問に応じなかったザ・ブルーKのコ・ヨンテ元理事、リュ・サンヨン元部長の証人採択を職権で取り消した。

 憲法裁はこの日、朴大統領が自ら明らかにした「訴追事由に対する立場」に対する疑問を一つ一つ指摘したり、朴大統領の代理人の繰り返し行う枝葉的な質問を阻止するなど、積極的に弁論に介入した。主審を務めるカン・イルウォン裁判官は、朴大統領の代理人に対し「被請求人は『チョン・ユンフェ文書』事件後、大統領府の資料の外部流出は綱紀紊乱(びんらん)行為だと強く言ったにも関わらず、その後もどうして(チェ・スンシル氏に)多くの資料が出されたのか」、「良い志しで財団を設立したなら、なぜアン元首席秘書官が証拠を隠滅して偽証を指示したのか」などと尋ねた。しかし、朴大統領の代理人であるイ・ジュンファン弁護士は、カン裁判官の質問に「検察の捜査記録を読み証人尋問を準備するのに忙しかった」と言い、一つもまともに答えることができなかった。これに対しカン裁判官は「誰もが疑問を持つ内容なのに、なぜそれがいまだに確認ができないのか」とし、「私の質問に一つも答えられていないので、代理人は大統領の意思を正確に受け取っているのか疑問だ」と叱責した。カン裁判官は7時間にわたって行われた4人の証人尋問の過程でも何度も「どうして(そのように)質問するのか裁判部としては理解できない」、「不要なことが多すぎる」、「事実関係だけ質問してほしい」、「なぜそのような質問をするのですか」と声を高めた。

 国会訴追委員の代理人であるファン・ジョングン弁護士は弁論後、記者団と会い「証人が出席しない場合は証人採択を取り消し、23日までに総合的な準備書面を提出するようにしたことは大いに意味がある」とし、「その頃に弁論が終結するものと受け止めた」と話した。一方、大統領の代理人側は「大統領に直接出席を相談してみる」と明らかにした。大統領の「直接出席」を口実に、弁論期日を延長しようという意図と解釈される。

 この日憲法裁は、最近裁判官を名指しして「弾劾棄却説」などが出回っている状況については一線を画した。イ・ジョンミ裁判官は「裁判の進行および宣告時期について審判廷の外で裁判の公正性を損ねる恐れのある様々な憶測が出ている点について、強く憂慮している」とし、「代理人たちは裁判の信頼を落としかねない言動を特に控えてほしい」と強く注文した。

キム・ミンギョン、キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-02-09 21:21
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/782079.html 訳M.C(1762字)

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