韓米日3国の海軍が20日から3日間、北朝鮮の弾道ミサイルを探知・追撃する連合ミサイル警報訓練を始めたと韓国海軍関係者がこの日明らかにした。3国間連合のミサイル警報訓練は、昨年6月と11月に2度実施されたことがあるが、今年に入ってからは初めてだ。
今回の訓練は、北朝鮮が金正恩労働党委員長の新年辞で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射準備は最終段階」と明らかにし、最近「最高首脳部が決める任意の時間に任意の場所から発射するだろう」と予告したことに対して正面から対抗する性格も帯びていると見られる。
訓練には韓米日3国のイージス駆逐艦が参加した。韓国からは世宗大王(セジョンデワン)艦が、米国からはカーティス・ウィルバー艦が、日本からはきりしま艦が参加した。ミサイル警報訓練は、北朝鮮の弾道ミサイル発射状況を仮定して3国のイージス艦がミサイルを探知・追跡し、関連情報をリアルタイムで共有する方式で進行される。韓国海軍関係者は「世宗大王艦は韓国海域に、米軍艦は日本近隣の第7艦隊作戦海域に、日本艦は日本海域にそれぞれ配置され、訓練することになるだろう」とし「情報探知追跡共有訓練で、ミサイル迎撃訓練は含まれていない」と話した。