登録 : 2017.01.06 21:41 修正 : 2017.01.07 04:03

盧武鉉元大統領が弁護を引き受けた 
「釜林事件」当時の裁判長 
90年代以後、保守団体で活動… 
現在はオボイ(父母)連合顧問 
弾劾審判第2回弁論で 
“色分け論争”まで展開し世論に袋叩き

「ろうそく集会の民心は国民の民心でない」という発言で「ろうそく蔑視」論議を起こしたソ・ソック弁護士が、裁判を前に祈祷を捧げている=JTBC画面キャプチャー//ハンギョレ新聞社
 「1000万ろうそく集会の民心」を否定して「ろうそく蔑視」論議を起こした朴槿恵(パク・クネ)大統領側の法律代理人ソ・ソック弁護士(73)は、映画『弁護人』が扱った「釜林事件」(釜山の鶴林事件)で判決した判事出身だ。

 5日、ソウル鍾路区(チョンノグ)斎洞(チェドン)の憲法裁判所大審判廷で開かれた朴大統領弾劾訴追2次弁論で、ソ・ソック弁護士は「ろうそく集会の民心が国民の民意ではないのに、国会がこれを弾劾理由に入れた」と主張した。彼は「光化門(クァンファムン)でろうそく集会を主導した勢力は民主労総」としながら「ろうそく集会の民心は国民の民心ではない」と主張した。

 彼は特に、ろうそく集会で歌われた歌「これが国か」の作曲家ユン・ミンソク氏に対して「金日成(キム・イルソン)称賛歌を作り、4回も国家保安法で拘束された人物だ。ろうそく集会で金日成称賛歌を作った人の作った歌がどうして歌われるか」、「ろうそく集会では大統領を処刑する断頭台を設置して、金日成の主体思想に従うイ・ソッキ(元議員)を釈放しろと言った」と“色分け論争”を展開した。

 ソ・ソック弁護士は、2013年に封切られた映画『弁護人』の背景になった「釜林事件」の裁判を務めた担当判事として有名になった人物だ。「釜林事件」は1981年9月、公安当局が社会科学読書会をしていた釜山地域の学生、教師、会社員など20人あまりを国家保安法違反で起訴した事件だ。当時、大邱(テグ)地方裁判所単独判事だったソ弁護士は、22人のうち3人に対する裁判を務め、被告人2人には宣告猶予と執行猶予、残る1人には懲役1年を宣告した。これは、当時検察が前の2人に懲役5年、実刑を受けた被告人には懲役10年を求刑したことを考慮すれば相対的に軽い刑量だ。

 だが、ソ・ソック弁護士は判事職を辞めた後、1990年代中盤から保守団体で活動し、現在はオボイ(父母)連合の法律顧問を受け持っている。彼は「釜林事件」判決について「無罪判決は誤った判断だった。後悔している」と明らかにして、当時自身が“左偏向”だったとまで説明した。ソ弁護士は総合編成チャネル「チャンネルA」の時事プログラム「快刀乱麻」に出演し「当時は貧しかった時期の影響と、左偏向書籍を多く読んで釜林事件に憤懣を感じていた」と話したことがある。2014年にはイ・ジェミョン城南(ソンナム)市長を「従北指向」と非難して損害賠償訴訟を提起されたチョン・ミホン前アナウンサーの代理人だった時、裁判所に暴言レベルの答弁書を提出し、大韓弁護士協会から300万ウォンの過怠金懲戒を受けたこともある。

 彼はまた、この日の第2回弁論で「ソクラテスは死刑宣告を受け、イエスは十字架を背負った。マスコミは不十分な資料に基づいて多数決の陥穽を掘っている。朴大統領は世論の謀略で死刑場に向かうソクラテスと同じだ」という詭弁を弄した。ソ弁護士が裁判を前に祈祷する姿が撮影されて話題にもなった。

キム・ジスク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-06 15:15
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/777660.html 訳J.S(1580字)

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