登録 : 2017.01.05 23:58 修正 : 2017.01.06 07:22

ユン・ジョンチュ大統領府行政官 
憲法裁の弾劾審判2回目の弁論で証言 
「朴大統領は正常に業務…午前の美容師訪問は誤報 
美容師・メイク専門家以外には外部訪問者はいない 
当日午前にはアン・ボングン、午後にはチョン・ホソンが官邸に報告」

ユン・ジョンチュ大統領府行政官が5日午後、ソウル斎洞の憲法裁判所で開かれた朴槿恵大統領弾劾審判の2回目の弁論に証人として出席している=キム・チョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
 朴槿恵(パク・クネ)大統領を近くで補佐したユン・ジョンチュ大統領府行政官が、セウォル号の惨事当日の行動について口を開いた。惨事当時、その日の午後になって朴大統領が状況の深刻さを認知したという趣旨の証言をした。

 ユン行政官は5日午後3時、朴大統領弾劾審判の2回目の弁論に証人として出席し、2014年4月16日のセウォル号惨事当日の自分と大統領の行跡について問う質問に答えた。黒ぶち眼鏡に黒いコートを着、薄茶色のタートルネックニットを合わせて着てい。

 ユン行政官は、セウォル号の惨事当日の午前7時から7時30分の間に大統領府本館に出勤したと明らかにした。さらに午前8時30分頃、朴槿恵大統領の呼び出しを受け、朴大統領の宿舎である官邸に行ったと説明した。官邸には机と電話機、コンピューター、ファクスが整った業務用スペースである執務室があったと明らかにした。ただ「テレビは執務室になかった」と明らかにした。

 当時、朴大統領は一人で簡単に化粧と髪を整え「とても端正だった」とユン行政官は記憶している。ユン行政官は「この時間ならば通常通り(朴大統領が)朝食を終えた時間」だと説明した。「この日、午後ではなく午前にも専属の美容師が来た」という報道は「誤報」だと釈明した。

 ユン行政官は「(大統領の)呼び出しがあり(官邸に)行って業務を行った。私に何かをおっしゃったが、正確にどのような業務だったかは覚えていない」と話した。続けて「一緒に(何かを)したというよりは、(大統領が)おっしゃって私がしたと記憶している。その時の業務は重要な仕事ではなかった」と話した。

 ユン行政官は「午前8時30分頃と午前9時頃に2回(大統領に)会ってからは、書類を一度お渡しする業務を行った」と話した。当時官邸の執務室の周辺にいたのはユン行政官だけだったと説明した。キム・イス裁判官が「最初は午前9時に書類を渡したと言ったが、今また10時と変更して話している」と指摘するほど、書類を渡した時刻に対する記憶が明確でなかった。ユン行政官はこの質問に「10時で間違いない」と答えた。

 ユン行政官が書類を渡した後に医療用口腔うがい液を受け取って執務室の外に持ってきた後、インターホンで朴大統領に持って来るように言われたと証言した。

 ユン行政官はこの日セウォル号の惨事が起きた事実はテレビのニュースを通じて知ったと明らかにした。この日はYTNがヘリコプターを飛ばし午前10時40分頃からセウォル号が転覆している状況を生中継した。ユン行政官は「官邸に来て業務をしていたが、緊急速報だとニュースを見て知った」と話した。

 その後、午前中にアン・ボングン当時大統領秘書室第2付属秘書官が「急な状況のために走ってきて(大統領に)直接面会した」と記憶している。当時、「(午前に)官邸を訪ねてきた職員はアン・ボングン秘書官だけだった」と話した。朴大統領の執務室はユン行政官の部屋を通って入ることができ、当時ユン行政官はドアを開けたままの状態だったため、大統領執務室に入った人がいればユン行政官がわかる構造だったと説明した。

 ユン行政官は「午前には救助されたと聞いてとても落ち着いた雰囲気だったが、午後に突然状況が急変して『船が沈没したという記事が出て良くない状況だ』とし、急に書類もたくさん上がってきた」と話した。ユン行政官は「午前には渡した書類は一つだったが、午後にはたくさん来たと覚えている」と話した。

 朴大統領は普段は正午に官邸に設けられた個人用食堂で昼食をとるが、この日は「これより遅い時間に入り早く食事を終えた」とし、「普段食事には30分程かかるが、その日は10~15分だった」とユン行政官は供述した。

 ユン行政官は、セウォル号惨事当日に大統領府官邸に入ってきた「外部者」は美容師とメイクアップ担当者だけだったと強調した。当日、皮膚科専門医のキム・ヨンジェ氏が大統領府に入って美容手術をし、髪がくずれて美容師が髪の手入れをしたという疑惑については「美容師とメイクアップ専門家を除いては外部者が来たことはなかった」と反発した。

 午後にユン行政官は直接大統領府近くから美容師を連れて大統領府官邸に入ってきた。ユン行政官は「午前までは大丈夫だったが午後に状況が急変して、すぐに中央災害対策本部訪問を準備したと聞いている。それで美容師を連れて来なければならなかった」と話した。美容師がマスコミのインタビューで「状況が状況であるだけに、民防衛服を着てわざと乱れたヘアスタイルを演出した」という報道については、ユン行政官は「誤報だ。セットが終わった後に直接私が民防衛服をお渡しした」と言い、「(髪型が)いつもと違って頭の後ろ側が整っておらず驚いたことを覚えている」と話した。ユン行政官は「朴大統領は髪の手入れに1時間30分かかった」というマスコミ報道を意識したように「普段より髪をセットする時間は短かった。(中央災害対策本部訪問を)準備している間に急に入ってきて、思ったより早く出てきたので驚いた記憶がある。普段が30~40分だとすればこの日は20分もたたずに出てきた」と話した。

 セウォル号惨事当日の午後には、チョン・ホソン当時大統領秘書室第1付属秘書官が官邸に来て報告をしたと明らかにした。ユン行政官は「午前にはアン・ボングン秘書官が、午後にはチョン・ホソン秘書官がやってきた」とし「(全員救助されたという)誤報のためかわからないが、チョン秘書官が急いで来た」と話した。ユン行政官は、朴大統領がこの日正常に執務を行ったと強調した。ユン行政官は「正常な業務をされ、私の勤務範囲内では疑惑(として提起された問題は実際には)はなかった」と話した。

 ユン行政官はこの日午後8時前に退勤したと記憶していると証言した。ユン行政官は「当直勤務があればひと月に1、2回ほど官邸に泊まったことがあり、業務量が多ければ3、4日連続で泊まったこともある」と話した。

キム・ジフン、キム・ミンギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-05 21:07
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/777539.html 訳M.C(2817字)

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