登録 : 2016.12.14 23:02 修正 : 2016.12.15 06:22

元国家安保室長「どこにいるのか分からなかった」 
元秘書室長「1週間に一度もお会いできない場合も」 
元政務首席秘書官「単独面談したことがない」 
メイクとヘアセットなしでは外部と接触せず

「朴槿恵-チェ・スンシルゲート国政調査特別委員会」が今月14日午前、国会で開いた聴聞会で、キム・ジャンス元国家安保室長が議員たちの質疑に答えながら、ヘアをセットする仕草を見せている=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社
 「朴槿恵-チェ・スンシルゲート」国政調査特別委員会の聴聞会が進むにつれ、朴槿恵(パク・クネ)大統領の“ベールに包まれた”執務スタイルが少しずつ明らかになっている。主に官邸に滞在しながら、ご飯も一人で食べるほど閉鎖的だった朴大統領の"隠遁型”の業務スタイルが、「陰の実力者による国政ろう断」を可能にする隙を与えたことが浮き彫りになっている。

 朴槿恵政権の初代大統領府国家安保室長を務めたキム・ジャンス駐中大使は14日、「朴槿恵-チェ・スンシルゲート」国政調査特別委員会の第3回聴聞会に出席し、2014年4月16日のセウォル号惨事当時、朴大統領の所在を知らなかったと打ち明けた。キム大使は同日以外にも、朴大統領がどこにいるのか把握できず、報告書を官邸・執務室に同時に送ったことがあると認めた。

 朴大統領は、公式行事がない日にはほとんど官邸で過ごしたという。歴代大統領も、官邸で業務をこなす場合があったが、早朝や深夜に限らられており、緊急の場合は寝巻姿で報告を受けたことも多かった。しかし、朴大統領はメイクやヘアセットなしには外部と全く接触しなかった。セウォル号惨事当日にもヘアセットなどを終えてから外部に姿を現した。3年4カ月間、朴大統領の洋食料理長を務めたハン・サンフン氏は最近、「チャンネルA」とのインタビューで「業務時間が正確に決まっていた李明博(イ・ミョンバク)前大統領とは異なり、朴大統領は秘書官会議や国務会議などの日程がない時は、平日でも日曜日でもほとんど官邸にいた」と話した。また、ハン氏の大統領府勤務の最終日にも「(朴大統領が)ヘアセットとメイクを受けられず、記念写真を撮れないという話を聞いた」と伝えた。大統領府で朴大統領の“すっぴん”が見られる人はヘア・メイクを担当したチョン・ソンジュ、チョン・メジュ氏と、チェ・スンシル氏の推薦で大統領府に入ったユン・チョンチュ行政官くらいだったという。ユン行政官はスポーツトレーナー出身だが、朴大統領を最も近くで補佐する秘書の役割を果たしたという。

 朴大統領になかなか会えないのは、大統領府の主要参謀たちも同じだった。朴大統領秘書室で働いた経験のある高官は「一身上の問題を相談しようと大統領に会おうとしたが、大統領に呼ばれない限りは会うことができなかった」とし、「朴大統領が外部の人に接見するという日程を確認し、扉の前で待ってやっと少し話ができた」と伝えた。金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長も今月7日、国政調査特別委員会の聴聞会に出席し、「(朴大統領に)1週間に1度もお会できない場合もある」と述べており、チョ・ユンソン元大統領府政務首席秘書官とキム・ギュヒョン外交安保首席秘書官も、朴大統領と単独面談したことがないと明らかにして、波紋を呼んだ。

チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ (お問い合わせ japan@hani.co.kr ))

韓国語原文入力:2016-12-14 21:19
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/774697.html 訳H.J(1521字)

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