全国教職員労働組合(全教組)が30日、声明を発表して「恥ずかしくて生徒たちの顔を見られない日々が続いている」として「朴槿恵(パク・クネ)に『(もはや)大統領ではない』と通知する」と明らかにした。全教組は来月4日、全国公務員労働組合(全公労)と共に朴槿恵政権の退陣を要求する教師・公務員時局宣言文と宣言者名簿を発表すると明らかにした。
全教組は声明書で「恥ずかしくて生徒たちの顔を見られない日々が続いている。こんな状態で『大韓民国は民主共和国』と教えられるか」として「朴槿恵とともに国政を壟断したチェ・スンシルは金と権力を振りかざして学校まで壟断した」と話した。声明書は「社会を汚染させる二つの主犯である『権力と金』が、どこにもまして清潔で公正でなければならない学校が、私的利益を貫徹させるための反則に動員された」として「チェ・スンシルの学事壟断・教権侵害事件に対して厳正な調査と処罰が必要だ」と話した。
また「2013年10月24日、朴槿恵政権が全教組に対して「労組ではない旨の通知」をする遥か以前の2005年12月15日、朴槿恵はソウル市内の真中で全教組を一匹の“害虫”に例えた。これもチェ・スンシルの赤ペンによるアイデアによるものかを明らかにすることを望む」として「(全教組に所属した)9人の解雇者を問題にして6万組合員の労働基本権を剥奪し、34人を解雇する無茶苦茶な全教組弾圧が可能にしたことも、まったく異常な大統領府の意思決定構造と関係なくはないだろう」と主張した。
声明書は「この政権が退陣しない限り、民主主義破壊と労働者に対する攻撃と民生の破綻は止まらないだろう」とし「今度は国民が朴槿恵に対して「大統領ではない旨を通知」する時だ。朴槿恵が退陣してこそ、この国が生きる」と強調した。全教組は「国民を裏切り、国政を破綻させた、朴槿恵政権の退陣を要求する教師・公務員時局宣言を推進することを決めた」として「時局宣言文と宣言者名簿は11月4日に記者会見を通じて発表する」と明らかにした。