登録 : 2016.10.04 01:12 修正 : 2016.10.04 15:53

「透析に同意しなかったから病気で死亡?  
自己正当化のため遺族のせいにしている」 
昇圧剤の使用記録など公開し  
「延命治療続けさせた」外圧に対する疑惑を提起

今月3日午後、鍾路区ソウル大学病院の葬式場で開かれた記者会見で、故ベク・ナムギ氏の娘、ペク・ドラジさんがソウル大学病院の死亡診断に対する遺族の立場を述べている/聯合ニュース
 遺族と「ペク・ナムギ闘争本部」は、ペク・ナムギ農民(69)の死因を病死と処理したのは「遺族が延命治療に反対して死亡に至ったため」と説明した主治医のソウル大学病院ペク・ソンハ教授の発言に反発している。司法解剖に向けた警察との協議にも応じないという立場を明確にした。

 今月3日午後、遺族と闘争本部が開いた記者会見で、「人道主義を実践する医師協議会」イ・ボラ事務局長(緑色病院呼吸器内科長)は、「ペク教授の言うどおり、透析をしたら延命できただろうが、それを無制限に続けるわけにはいかない状況だった。保護者が透析に同意しなかったから病死したとして自分の無知をさらし、自己正当化のために遺族を責めた」と指摘した。遺族側の記者会見は、ソウル大学病院・ソウル大医学部 の合同特別調査委員会のブリーフィングが終わった直後、ソウル大学病院の葬式場で開かれた。

 ペク農民の娘、ペク・ドラジさんは「父は普段から、もし意識不明となったり、蘇生する可能性がなければ、無意味な治療はしたくないと、子供たちに言っていた」としたうえで、「医療陣が予想した通り、手術をしてから(腎不全のような)症状の変化が現れたのに、自分たちが予想した結果を病死と言うのは無責任な発言」だと語った。

 イ事務局長は、遺族がペク農民の死亡前日の24日にも「昇圧剤の使用を望まない」との意向を伝えたにもかかわらず、主治医でもないシン・チャンス診療副院長が25日に「昇圧剤を使うように」指示した診療記録を公開した。彼女は「家族たちが今年7月と9月初め、腎不全が悪化した当時から透析や昇圧剤の投与など延命治療を望んでいなかったが、病院側が昇圧剤を投与するなど延命治療を続けた。外圧があったのではないか」という疑惑も提起した。

 記者会見で遺族や闘争本部側は「司法解剖は必要なく、望まない。検察と警察は解剖を強行しようとする試みを直ちに撤回し、国家暴力の責任者の処罰に乗り出すべきだ」として、解剖と関連して警察と協議しない方針を再確認した。ソウル鍾路(チョンノ)警察署は先月29日、解剖をめぐる協議に向けた代表の選定や協議日時、場所を4日まで警察に通知してほしいとの内容の公文を、書留でペク・ナムギ闘争本部に発送した。

キム・ジフン記者(お問い合わせjapan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-10-03 21:17
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/763945.html 訳H.J(1305字)

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