続く猛暑で洛東江(ナクトンガン)一帯が青い芝生のように青い光を浮かべたアオコの現象が急速に広がっている。このため釜山(プサン)地方国土管理庁が洛東江の昌寧咸安(チャンニョンハマン)堰など5カ所の堰を開き、川の水を放流することを決めた。16日から漆谷(チルゴク)堰や江亭高霊(カンジョンコリョン)堰、達成(タルソン)堰をはじめとする下流5カ所の堰と合井(ハプチョン)ダムの水門を開き、4500万トンの川の水を放流する予定だ。釜山の上水道本部は16日、釜山地域の水源となる勿禁(ムルグム)取水場のアオコの個体数は先月平均で㎖当たり974だったが、今月に入り平均1万283になっていると明らかにした。先月に比べて10倍増えている。昨年8月の平均のアオコの個体数が6388だったことと比べても、今年の水質はさらに悪化した。
アオコの警報体制(細胞/㎖)は、アオコの個体数が1000以上で「関心」、1万以上で「警戒」、100万以上で「大発生」の警報を発令する。
共に民主党のキ・ドンミン院内報道官は16日、懸案のブリーフィングを通じ、全国の川と湖がアオコ現象に悩まされていることについて「夏場の水温上昇が主な原因とされる」と指摘したうえで、「李明博(イミョンバク)政権の4大河川事業後、遅くなった流速でアオコ現象が頻発すると学界で主張されている」、「水源の脅威となるアオコ現象に対して、李政権時代に行われた4大河川事業との関連性を究明しなければならない」と主張した。
韓国語原文入力:2016-08-16 20:35