登録 : 2016.04.21 09:04 修正 : 2016.04.21 14:26

22日、ソウルのMBC放送局前で開かれた労組弾圧中断を求める記者会見でキム・ファンギュン全国言論労組委員長(右から3人目)が発言している=タク・キヒョン先任記者//ハンギョレ新聞社
盧武鉉政権期の2006年が31位で最高
13年50位・14年57位・15年60位と3年連続下り坂

 国際言論監視団体の国境なき記者団(RSF)が毎年発表する言論の自由ランキングで、韓国が10段階も落ち過去最低を記録した。

 記者団が20日に公開した「2016年世界言論自由指数」によると、韓国は全調査対象180カ国・地域のうち70位だった。2013年までは50位だった韓国の順位は、2014年の57位、2015年の60位に続き、3年連続で落ち込んだ。

 韓国の言論の自由ランキングは2002年に集計され始めてから、盧武鉉(ノムヒョン)元大統領の在任中の2006年に31位で最も高くなった後、李明博(イミョンバク)政権時の2009年に69位まで落ち込み、今回記録を更新して最下位になった。

 国境なき記者団は「メディアと朴槿恵(パククネ)大統領政権下の政府当局との間の関係が非常に緊張している」、「政府は批判に耐えられなくなっており、すでに二極化したメディアに干渉して言論の独立性を脅かしている」と指摘した。さらに「最大7年の懲役を宣告できる名誉毀損罪がメディアに自己検閲させる主な原因」と分析したうえで、「いかなる形であれ、北朝鮮に友好的な記事や放送の報道(をしたマスコミ関係者)を処罰できる国家保安法が、北朝鮮との関係に対する公共の討論を妨げ、これもオンライン検閲の主要原因」と評価した。

 言論の自由がもっとも保障されている国としては、フィンランドが6年連続で1位になるなか、、オランダ(2位)、ノルウェー(3位)、デンマーク(4位)、スイス(7位)、スウェーデン(8位)、アイルランド(9位)などの北・西ヨーロッパ諸国の名が挙がった。ニュージーランド(5位)、コスタリカ(6位)、ジャマイカ(10位)なども10位圏内に入った。

 一方、北朝鮮は昨年に続き今年も180カ国・地域のうち179位と最下位に属した。その他、中国(176位)、シリア(177位)、トルクメニスタン(178位)などが最下位グループを形成した。

 国境なき記者団は、言論の独立性、自己検閲、法治、透明性など様々な指標を分析して順位をつけ、「言論の自由が世界各国・地域レベルで大きく後退している」と評価した。権力者がマスコミに偏執的な敵対感を示しているだけでなく、寡頭政治の支配者たちが、ただでさえ政府の圧力を受けるメディア媒体に対し金を使って圧力を行使しているということだ。記者団はヨーロッパとバルカン半島地域でも、過激な極端主義者たちの動きと極めて保守的な政府の影響力が高まり、言論の自由を弱めていると指摘した。

チョ・イルジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-04-20 17:27

http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/740554.html訳Y.B

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