登録 : 2016.04.14 01:15 修正 : 2016.04.14 15:54

嶺南は派閥争いに失望か  
湖南は与野党の競争で投票者増える

第20代総選挙の投票率(単位:%)。上が時間帯別、下が市道別(全国平均58%)//ハンギョレ新聞社
 「与党圧勝、野党惨敗」という総選挙前の大方の予想を覆す意外な選挙結果は、投票率が地域別に偏差を示したことから、その兆しを見せていた。 4・13総選挙の最終投票率は58.0%と暫定的に集計されたが、嶺南(慶尚南道と慶尚北道)と湖南(全羅南道と全羅北道)の投票率が全く異なる様相を見せた。60%を超える4カ所のうち、世宗(セジョン)市(63.5%)を除いた3カ所がすべて湖南で、全羅南道(63.7%)、全羅北道(62.9%)、光州(<クァンジュ>61.6%)と続いた。これに対し、大邱(<テグ>54.8%)、釜山(<プサン>55.4%)は、投票率が最も低い地域の1、2位を占めた。慶尚北道(56.7%)と慶尚南道(57.0%)も平均に及ばなかった。

 これらの投票率は、まず、各党に配分される比例代表の議席数に影響を与えた。セヌリ党の比例代表が減り、国民の党の比例代表議席が躍進したことは、その結果と分析される。首都圏の接戦地の結果にも影響したものと推定される。嶺湖南(嶺南と湖南)に居住している人と上京した嶺湖南出身者の情緒が「連動効果」を示す傾向があるだけに、1〜2%の差で当落が決まる与野党の激戦地の場合は、勝敗を分ける要因になった可能性があるということだ。セヌリ党のある関係者は「公認の過程で露わになった派閥争いに失望した支持層が投票場に行く必要性を感じなかったものと思われる」と述べた。

 湖南圏の投票率が高かったのは、「共に民主党」と「国民の党」が湖南第1党をめぐり熾烈な競争を繰り広げた結果と見られる。湖南地域だけを見ると、国民の党が得をした可能性が高い。しかし、故郷と情緒的につながっている湖南の出郷者の高い投票率は、死票を防ぐ心理が加わり、共に民主党に有利に働いたものと思われる。

 前回の第19代総選挙の投票率だった54.2%より3.8%ポイント高くなった投票率も、野党に有利に働いた可能性が高い。中央選挙管理委員会は13日午後6時の投票締め切りの結果、全有権者4210万398人のうち、2443万1533人が投票に参加したことが分かり、投票率の速報値が58.0%を記録したと明らかにした。ここでは、全国単位の国会議員選挙では、今回の総選挙で初めて導入され、今月8〜9日に実施された事前投票の投票率12.2%と、在外・船上・居所投票の投票率が反映された。投票前に中央選挙管理委員会の世論調査の結果は、野党への支持性向が比較的に強い若年層を中心に、積極的な投票意思を持つ層が形成されたことが分かった。歴代総選挙の投票率は、第15代は63.9%▽第16代は57.2%▽第17代は60.6%▽第18代は46.1%▽第19代は54.2%だった。当初期待されていた投票率60%台には及ばなかったが、第18代と第19代の総選挙に比べると、投票率が再び上昇曲線に乗った。

キム・ウィギョム先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力::2016-04-13 23:23

http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/739627.html訳H.J

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