「韓国軍は民間人を虐殺した...放送されたら汚辱」
掲載してから3日間で9万件シェアされ波紋広がる
人気ドラマ「太陽の後えい」のベトナムでの放送を控え、現地の記者が「(過去ベトナムの民間人を虐殺した)韓国軍を広報するドラマが放送されるのは汚辱」という内容の文をフェースブックに投稿し、3日間で9万件近くシェアされるなど、波紋が広がっている。
ベトナム紙「トゥオイチェー」のチョン・クァン・ティー記者は27日、フェースブックに「太陽の後えい」がベトナムで放送される予定であることを伝え、「韓国や中国の放送局で日本軍を賛美するドラマが放送されるなど誰も想像できないだろう」という文を残した。
ティー記者は、韓国軍がベトナム戦争で独立した指揮権を持って参戦したという事実に触れ、「たとえ韓国軍がベトナムの同盟国として来たとしても、民間人の虐殺は恥ずべきことであり、世界中のどの軍であっても、それは罪悪」と批判した。ティー記者は「ベトナムの放送局で韓国軍のイメージを広報するドラマが放映されたら、『汚辱!』という言葉以外に言葉が見つからないだろう」という文章で締めくくった。
この記事は、公開されてから3日後の30日現在、8万7000件がシェアされた。この記事には「知らせてくれてありがとう」という趣旨のコメントと共に、多くはなかったが「エンターテインメントに過ぎない」と異議を唱えるコメントもあった。
30日、ハンギョレとの電子メールのインタビューにチョン・クァン・ティー記者は「ベトナムの歌手たちが韓国軍の服を着て撮影した写真を見たファンたちが、写真の削除を求めて抗議することもあった」とした上で「私の掲示に対するベトナムの若者たちの反応に驚いた」と伝えた。 「太陽の後えい」は国内放送が終わった後にベトナムで正式に放送される予定だ。
韓国語原文入力: 2016-03-30 19:49