登録 : 2016.01.06 23:30 修正 : 2016.01.07 06:19

朴大統領との通話で表明 
大統領選を念頭に置いた行動

朴槿恵大統領と潘基文国連事務総長が昨年9月26日、国連カンファレンスルームで開かれたセマウル運動の高位級特別行事で参加者と挨拶を交わしている //ハンギョレ新聞社
 韓日外相の12・28 日本軍「慰安婦」被害者問題合意に対する批判世論が広がる中、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が交渉結果に対し公開で支持宣言をしたことが問題にされている。潘総長が慰安婦交渉の拙速合意に対する批判の逆風で困惑な状況に置かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領寄りの姿勢を示したのは、自身の大統領選への布石という解釈と共に、不適切な処身と批判されている。

 潘基文総長は1日午後、朴槿恵大統領に電話をかけ「(韓日)両国が今回、24年間にわたり困難な懸案となっていた慰安婦問題に関し合意に至ったことをお祝い申し上げる」として「朴大統領がビジョンを持って正しい勇断を下したことに対し、歴史が高く評価することと思う」と明らかにしたと大統領府は伝えた。 潘総長はまた「韓日間に難しい関係が続くことは望ましくないという点から見て、国交正常化50周年の年を越す前に今回交渉が妥結したことを誠に幸いに思う」と付け加えた。 被害者である慰安婦ハルモニ(お婆さん)と関連団体が激しく反発しているにもかかわらず、潘基文総長は「勇断」と言及して朴大統領の援護射撃に出たわけだ。 潘総長は 「今年、朴大統領のリーダーシップの下に祖国大韓民国が一層大きな発展を遂げることを祈る」とも述べた。

 慰安婦被害者のハルモニと市民社会、野党勢力などが強く反発している懸案に対して、潘総長が鮮明な立場を表明したのは非常に異例なことだ。 政界では、朴大統領と“コード”を合わせ与党勢力内での有力候補者として基盤固めに乗り出したとも解釈される。 潘総長は新年の各種世論調査で有力な次期大統領候補1位に上がっている。 昨年9月に朴大統領が国連総会参加のためにニューヨークを訪れた際にも、朴大統領と7回にわたり会い「潘基文待望論」に拍車がかかった。 「共に民主党」のキム・ソンス報道官は「(潘総長の発言は)理解することもできないし不適切なものだ」として「勇断という表現もいかがわしい」と批判した。

チェ・ヘジョン、イ・スンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-04 13:03
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/724502.html 訳A.K(1048字)

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