28日午前、ソウル城北(ソンブク)区の地下鉄漢城大入口駅6番出口付近の公園で、日本軍慰安婦を象徴する韓国と中国の平和の少女像除幕式が開かれた。 やや短い髪にチョゴリを着た韓国少女像と伝統服を着た中国少女像が両手を固く握って並んで座っている。 韓国人少女像は彫刻家キム・ウンソン、キム・ソギョン夫婦が作成し、中国人少女像は中国の潘毅群・精華大美術学科教授と映画製作者のLeo史詠氏が作った。 韓中の少女像が一緒に作られたのは今回が初めてだ。 設置空間は城北区庁が区の所有する敷地10坪余りを提供した。「城北児童青少年ネットワーク」と「第2次世界大戦歴史保存アジア連盟」など韓中の市民団体も製作費用を支援した。製作者たちは「韓中平和の少女像の設置は両国の市民が慰安婦問題に関して国際的連帯を始めたということに意味がある」と話した。