登録 : 2015.10.20 01:18 修正 : 2015.10.20 05:43

「2015生活の質」報告書によれば 
子供と過ごす時間がOECDで最低 
一日のうち父母と共に過ごす時間も 
韓国は48分…OECD平均は151分 
忙しい人生に追われ人間関係結べず 
50代以上の32%は「困った時に頼れる親戚・友達はいない」

「父母が子供と一緒に過ごす時間比較」資料:OECD報告書 //ハンギョレ新聞社

 会社員のイさん(40)は先日会社の体育大会に家族と一緒に参加して、生後10カ月の二番目の子供が自分を見て泣き止まず困惑した状況を体験した。 イさんは「一週間に3~4日は残業のために10時過ぎに帰ってくる。子供の顔を見ることが少ないので子供が私になつかないようだ」と話した。 彼は「6歳になった最初の子供にも最近2カ月くらい童話の本を読んであげたことがない」と話した。

 韓国の子供たちがパパと共に過ごす時間は1日6分に過ぎず、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も短いことが分かった。また困った時に頼れる友人や親戚がいるかを尋ねる質問で「そのような人はいない」という回答が最も多かったのも韓国だった。 専門家たちは、このような現実は韓国の長時間労働慣行の結果と見ざるをえないと分析した。

 19日、OECDが発刊した報告書「2015年 生活の質」(How's life? 2015)によれば、韓国の子供たちが両親と共に過ごす時間は1日48分に過ぎないと調査された。 OECD21カ国平均(151分)を大幅に下回るだけでなく、比較対象国家中で最も少ない時間だ。 OECDは報告書で「オーストラリアの子供たちが1日4時間以上を両親と共に過ごす反面、韓国の子供たちは1時間も一緒に過ごすことができない」として「子供たちが両親と過ごす時間、特にその時間をどのように過ごすかということが、子供たちの身体的あるいは情緒的発達を形成していく上で決定的に重要な要因になる」と明らかにした。

 特に父親に限ってみれば、韓国の父親が子供と過ごす時間は1日6分に過ぎなかった。 子供と本を読んだり勉強を教えたり一緒に遊ぶ時間は僅か3分で、身体的な世話に使う時間も3分に過ぎなかった。 これもOECD平均(47分)とはかけ離れている。 オーストラリアの父親は1日に72分を、米国の父親は76分、日本の父親は19分を子供と過ごしていた。

 韓国は「社会連係支援」(perceived social network support)部門でもOECD加盟34カ国中で最下位だった。 これは世論調査機関ギャラップが国別に1000人程度を対象に「困った時、あなたには依存できる親戚や友達がいるか」という質問に対する回答を集計し分析した結果だ。 韓国は72%だけがそのような人がいると答えたが、OECD平均(88%)には大きく及ばなかった。 この調査は2014年に行われたもので、韓国で頼れる人がいるという応答率は2009年の同じ調査に比べて7%下落していた。

 特に50代以上に限って見れば、67%だけが頼れる親戚・友達がいると答えた。 この年代で60%台をだったのはトルコ(67%)と韓国だけだ。 他の国々は概して80~90%だった。

 チョン・ヘシク韓国保健社会研究院副研究委員は「あまりにも忙しく暮らしているために周囲との連繋がうまくいかないため、他の人も自身と連繋しようとしないと考えるようだ」として「他の国に比べて労働時間が長い韓国社会の特殊性も反映されたものと見られる」と話した。 韓国の年間労働時間(2013年基準)は2071時間で、OECD平均(1671時間)より400時間長い。

 また韓国人が評価した暮らしの満足度は10点満点で5.80点で、OECD平均(6.58点)より低かった。 34カ国中で27位だった。暮らしの満足度は年齢帯が高いほど低かった。

ファン・ボヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-10-19 22:58
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/713488.html 訳J.S(1687字)

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