登録 : 2015.09.21 08:26 修正 : 2015.09.21 14:50

 板門店連絡官通じ招請書簡
 2回伝達しようとしたが北側が受け取り拒否
 首相行事から大統領行事に格上げ

江原道鉄原郡の中部前線で京元線鉄道が非武装地帯(DMZ)防護壁に遮られている=写真聯合ニュース
 政府が先月5日開かれた京元(キョンウォン)線の南側区間鉄道復元起工式に北側要人を招く方案を推進し、実際に書簡も送ろうとした事実が明らかになった。京元線復元は北朝鮮軍部隊の後方移動や金剛山(クムガンサン)観光再開とも関連する事案であるため、今後の当局会談などで追加の議論がされることもあると見られる。

 政府関係者は20日、ハンギョレに「京元線起工式に北側要人を招く書簡を7月22日に板門店(パンムンジョム)の連絡官を通じて北側に伝えようとしたが、北側が受け取りを拒否した」と語った。書簡は光復(解放)70周年の意味と京元線復元が南北関係に及ぼす影響を説明し、北側要人を招請する内容だったという。政府関係者は「書簡では(招請する)北側要人の名や職級は特定していない。北側が参加意思を明らかにすれば、後で議論しようと考えた」と語った。

 

京元線復元計画図//ハンギョレ新聞社
江原道鉄原(チョルウォン)の白馬(ペンマ)高地駅で開かれた起工式には、朴槿恵(パク・クネ)大統領他、ホン・ヨンピョ統一部長官、ユ・イルホ国土交通部長官などが参加した。また、起工式は当初、国務総理出席行事として準備されたが、大統領主管行事に格上げされていたことも知られた。北側の高位級要人の出席の可能性に備えたとする観測も提起された。当時政府では、北側からパク・ポンジュ内閣総理やチョン・ギルス鉄道相など、京元線連結実務を担当する内閣高位級要人とともに、北側軍部実力者の出席を期待していたことが分かった。政府関係者は「京元線を復元するには非武装地帯を横切る工事過程などに対する軍事的合意が先行しなければならない」と説明した。ある対北朝鮮消息筋は「ファン・ビョンソ北朝鮮軍総政治局長が金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記の委任を受けて来たとすれば(京元線復元)議論に進展があっただろう」と語る。

 政府は京元線復元を光復(解放)70周年重要事業として強調してきた朴大統領の意向により招請書簡を伝達を試みたものとみられる。政府関係者は「北朝鮮が招待に応じない可能性が大きいため書簡の見送りを主張する内部意見もあった」とし「だが、やれるだけやってみようとの考えで書簡を送ろうとした」と語った。この関係者は書簡発送事実を今まで公開しなかった理由について「北朝鮮が書簡を受けつけなかったと公表すれば、マスコミが北朝鮮を非難することになり南北関係が悪化するため」と説明した。政府は起工式当日の8月5日にも北側に高位級会談を提案する書簡を送ろうとしたが、北側がやはり受領を拒否した。

 ソウルと元山をつなぐ京元線復元問題は、元山に近い金剛山観光再開協議に結び付く可能性もある。北側が10月10日の労働党創建70周年記念日前後に長距離ミサイル発射や核実験をしなければ、今後、京元線連結問題が南北当局会談の新議題として提起されるとの観測が政府周辺から出る。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-09-21 01:02

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/709705.html訳Y.B

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