登録 : 2015.08.26 10:20 修正 : 2015.08.26 11:28

今後の南北当局者会談の展望

キム・グァンジン大統領府国家安保室長(前列右)とファン・ビョンソ人民軍総政治局長(前列左)が25日未明、板門店の「平和の家」で南北高位級接触を終えた後、握手している。後列右はホン・ヨンピョ統一部長官、左はキム・ヤンゴン労働党対南担当書記=統一部提供//ハンギョレ新聞社
「意志さえあれば」「道のりはまだ遠い」
首脳会談開催で専門家の展望分かれる
大統領府安保室長「まだ話す段階ではない」


大きな枠組みの議論には「2+2チャンネル」活用
長官級会談稼動の可能性を議論
統一部と統一戦線ラインの開設に注目

 南北が「2+2」高位級接触で軍事的緊張を交流協力の雰囲気に劇的に反転させ、南北首脳会談に対する期待感も高まっている。特に南北が合意した当局会談への可能性に関心が集まる。

 ヤン・ムジン北韓大学院大学校教授は「南北双方の最高指導者が首脳会談をしようと述べてきたので、当局会談を何回か行った後、南北関係改善の意志を確認して首脳会談をすれば良い」とした上で「来年は総選挙があるので誤解を招く余地があり、4月以前にすべきだ」と語った。南北当局者会談を通した首脳会談推進論だ。

「2+2」南北高位級接触合意内容と今後の課題//ハンギョレ新聞社

 だが、首脳会談までは道のりが遠いとする分析もある。チョン・セヒョン元統一部長官は「首脳会談の話は早すぎる。朴槿恵(パク・クネ)大統領も非核化のための進展なしには首脳会談はできないと述べたことがある」として「長官級会談を定例化させ、次官補、局・課長級会談に広げ、機が熟せば首脳会談をすることになるだろう」と留保的な考えを示した。キム・ヨンチョル仁済大北韓学科教授は「来年の総選挙と再来年の大統領選挙のため首脳会談をするなら今年に行わねばならないが、そのタイミングを逃した状態では、両首脳も積極的になれない状況にある」と語った。

 キム・グァンジン大統領府安保室長も25日、共同声明文発表後の一問一答で、首脳会談の可能性に対して「まだ話す段階ではない」と確答を避けた。今後、当局会談がどういう方法で進められるかも関心事となる。2+2高位級接触の共同声明文は1項で「当局会談をソウルまたは平壌(ピョンヤン)で早い時期に開催し、今後は様々な分野の対話と交渉を進めていくことにした」と明らかにした。統一部当局者はこの日、記者団に「(南北当局間)対話を定例化、体系化する」と説明した。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権までは首相級会談の下で、統一部長官が参加する長官級会談と次官級の経済協力推進委員会が開かれるなど、多様な南北会談のシステムが稼動されたが、2008年の李明博(イ・ミョンバク)政権発足後に南北関係が行き詰まり、そのシステムが揺らいだ。一角では、当局会談が過去の長官級会談のように続けられるという展望もされる。今回の合意を導き出した「2+2チャンネル」も注目されている。北朝鮮は2+2接触を「緊急接触」と表現し、一回きりの臨時的なチャンネルとみなしていることを示唆した。ただ、今後は南北が大きな枠組みの合意を導き出す装置として2+2を適時に活用しながら、長官級の当局会談を稼動する方式で進められる可能性も議論されている。この場合、当局会談が南側の統一部長官と北側の労働党統一戦線部長間で「統・統ライン」の開設につながれるかが注目される。

 「2+2接触は軍事と南北交流という二つの車輪を同時に回すことができ、会談に力を加えることができるため、これを定例化する方案が必要だ」(キム・ヨンヒョン東国大教授)とも指摘される。そうなれば離散家族問題、5・24措置解除、金剛山(クムガンサン)観光再開、韓米連合軍事訓練など、南北が望む主な懸案が一つのテーブルで議論されることになる。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-25 22:02

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/705967.html訳Y.B

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