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「見習」「始末書」…韓国法令から日本式用語を無くす

登録:2015-08-15 00:02 修正:2015-08-15 07:37
法制処、年末までに168件整備
日本式法令用語の整備 //ハンギョレ新聞社

 光復(解放)70周年の今年、法制処が未だ韓国の法令に残っている日本式用語を整備する。

 法制処は昨年9月に全数調査を通じて選んだ302件の日本式法令用語のうち、14日現在で全体の29%に該当する87件に対する整備を完了したと明らかにした。 また、今年末までに168件に対する整備を終え、来年以後に残りの134件に対する整備も終えることにした。

 法制処が改正しようといている日本式法令用語は、始末書、見習、知得する等の日本式漢字語の他、リヤカー(rear car=手押し車)、エキス(extract=抽出物)など日本で作られた“正体不明”な外国語だ。

 法制処は法令の中で使われた「加療」という単語を「治療」に、「見習」を「修習」に、「計理」は「会計処理」に変えている。また「勾配」は「傾き」「斜面」「上り坂」に、「口座」を「計座」に、「納付」を「納入」に変更し整備した。 この他に「部落」は「村」に、「始末書」は「経過書」に、「行き先」は「目的地」に変える作業を進行中だ。

 この他にも「紺色」、「納骨堂」(奉安堂)、「レザー」(人造皮革)、「ミシン」(裁縫機)、「払い下げ」(売却)等の日本式単語も整備作業が必要な用語だ。

キム・ジフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/704512.html 韓国語原文入力:2015-08-14 20:39
訳J.S(699字)

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