登録 : 2015.07.25 00:54 修正 : 2015.07.25 08:15

「リッパート大使を核を利用して殺害する」

マーク・リッパート駐韓米大使が3月5日、ソウルの世宗ホールで開かれた民族和解協力汎国民協議会主催の招請講演会で暴漢に襲撃され血を流して病院へ向かっている=資料写真//ハンギョレ新聞社
 俳優ウォンビンが主演した映画『アジョシ』(おじさん)には、捜査の手がかりを確保しようとする警察が米国大統領を殺害するという内容のEメールをホワイトハウスに送る場面が登場する。今度は実際にホワイトハウスのホームページにマーク・リッパート駐韓米国大使を殺害するという脅迫文を載せた人物が拘束された。

 ソウル地方警察庁広域捜査隊とサイバー捜査隊は、リッパート大使を殺害するという文をホワイトハウスのホームページに載せた疑い(刑法の外国使節脅迫)でイ氏(33)を16日に拘束し、24日に送検したと明らかにした。

 イ氏は8日未明、ソウル・東大門区の自宅でホワイトハウスのホームページに接続し、「リッパート大使を核を利用して殺害する。あの世で会うことになるだろう」等の脅迫文を載せた疑いをもたれている。イ氏は匿名で書いた脅迫文をキャプチャーし、米国のイメージ共有コミュニティにも載せた。英文で書いた文には具体的な脅迫理由や動機は書かれていなかった。

 警察は駐韓米国大使館の捜査依頼を受け、IP追跡でイ氏を逮捕した。警察は「2009年に大学を卒業したイ氏は、求職の失敗で定職を持たず多くの時間を家でインターネットをしながら過ごしていた。 自身のブログに軍隊に行かない女性を卑下したり、大卒者の就職問題などで韓国社会を批判する文を書いていた」と明らかにした。また「背後勢力や共犯はいないものと見られ、具体的な犯罪実行情況も発見されなかった。 認証ショットをインターネットの掲示板に載せ、自身を誇示しようとしたと見られる」と明らかにした。

 ソウル中央地裁は逃走と証拠隠滅の憂慮などを理由に逮捕状を発給した。脅迫罪は反意思不罰罪であり、米国大使館側がイ氏の処罰を要求したと警察は伝えた。 今年3月、リッパート大使を凶器で襲ったキム・キジョン氏事件が影響を及ぼしたと見られるが、在宅起訴で処罰できる呆れるような事件で拘束までしたのは過剰対応との指摘もある。

チェ・ウリ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-24 20:05
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/701735.html 訳J.S(1002字)

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