登録 : 2015.07.15 20:17 修正 : 2015.07.16 07:27

 韓国最高検察庁「銅造如来立像返還」
 浮石寺が所有権を主張する観世音菩薩座像は除く

銅造如来立像 //ハンギョレ新聞社

 最高検察庁は韓国内の文化財窃盗団が2012年に日本の対馬から盗んできた仏像2体のうち銅造如来立像(写真)を日本に返還することにしたと15日、明らかにした。

 銅造如来立像は8世紀統一新羅時代の作品で、高さ38.2センチ、重量4.1キログラムだ。 日本で1974年に国家指定重要文化財に指定された。

 キム氏ら4人は2012年10月、対馬の海神神社と付近の寺刹から、それぞれ銅造如来立像と観世音菩薩座像を盗みだし、贋作と偽って船便で韓国内に持ち込んだ。 日本側は韓国政府に盗難の事実を知らせ捜査を要求し、4人は翌年1月に検挙され懲役1~4年の確定判決を受けた。 仏像2体は没収された。 韓国内では「韓国の文化財であるから返す必要はない」という主張と、「それでも盗んだ物(贓物)なので返さなければならない」という意見が拮抗した。二つの仏像の日本への搬出経路は明確にはならなかった。最高検察庁は「銅造如来立像は不法流出したという証拠がなく、韓国内で所有権を主張する人もいない。刑事訴訟法により盗難当時の占有者である日本の神社側に引き渡す」と説明した。 ただし最高検察庁は、観世音菩薩座像については韓国内の寺刹が所有権を争っている点を考慮して返還の可否を決めなかった。 これは高麗時代14世紀に製作されたと推定される高さ50.5センチ、重量38.6キログラムの仏像で、日本で1973年に有形文化財に指定された。 韓国仏教界はこの仏像が1330年に忠清南道・瑞山(ソサン)の浮石寺(プソクサ)に安置されていたが、日帝によって略奪されたと見て還収運動を行っている。

イ・ギョンミ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-15 19:54
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/700424.html 訳J.S(868字)

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