登録 : 2015.07.03 23:37 修正 : 2015.07.04 06:47

 ジャスト5年間、世の中をおもしろく変える
 市民団体間の新しい協力モデルを摸索
 「福祉・安全・平和など進歩コンテンツ
 カードニュース・ウェブ漫画・映像などで流通」

市民社会団体ネットワーク「パックム、世の中を変える夢」=資料写真//ハンギョレ新聞社

 2020年まで“ジャスト5年間”だけ活動する市民社会団体ネットワークがスタートする。“満期”が決まったこの団体の主な活動は、この頃大勢に浮上したスマートフォン・カードニュースなどとして伝えられる。 5年後には「クモの巣のように絡まった共同の知恵が発揮される場」を約定利子として返すという。

 今月7日、進歩コンテンツ ネットワークを標ぼうする「パックム(変更)、世の中を変える夢」が創立総会を開いて公式スタートする。 ペク・スンホン弁護士(52、元民主社会のための弁護士会会長)、「知る権利研究所」のチョン・ジンハン所長(41)らが数カ月作業した結実だ。

 ペク弁護士は3日、「パックムは献身と犠牲で民主化を成し遂げた既存の市民社会団体と共に競争でない協力のモデルを、組織の成長より活動の成長を追求する」と語った。 5年という活動期限を定めておくのも「組織の拡大ではなくネットワークの拡散に力を注ぐという意」と説明した。 彼は「既存の団体が“点”ならば、パックムはその点を集めて社会的イシューを作り出す“線”の役割をしようと思う。 その線が一本二本と集まってクモの巣のように絡まれば、共同の知恵が展開される“場”になる。そこから生まれるエネルギーが新たな社会変化の原動力になるだろう」と話した。

 パックムは各々活動する市民社会団体が、いくら良質の進歩コンテンツを作り出しても実際に市民の関心を得られないまま敬遠されている現実を変えてみようと考える。 難解で、不親切で、しかも硬いコンテンツを集めて、簡単で、親切で、おもしろく変えて流通させることが目標だ。

 チョン所長は「いくら良いコンテンツでも、文だけで伝達しようとすれば、大衆の目と耳に上手く届かない。 ウェブ漫画「ソングッ(錐)」が労働問題を見る大衆の視角を変えたように、私たちは映像チーム、漫画チーム、インフォグラフィックチームなどを設けて、進歩的コンテンツを簡単でおもしろく加工して流通させる」と話した。

 パックムのホームページ(change2020.org)には、福祉、安全、北東アジア平和、政治改革など、強い関心と忍耐心なしには読むのが難しい内容を、おもしろいカードニュース形態に作り、きちんと積み重ねている。「28年間で7162万6533票。選挙で失われる票を救って下さい」というカードニュースを開いてみると、パックムが流通させようとする進歩コンテンツの内容と形式が分かる。「1等だけが当選、1等の票だけを認定。 毎度の選挙で50%の意見は尊重されない」とし、13~19代総選挙で「生き票」と「死に票」をひと目で分かる棒グラフで見せる。 主要先進国と比較して「比例代表制拡大、得票率に応じた議席確保、小さな声も聞き入れる小さな政治」を強調する。 このカードニュースの原資料は、2011年に作られた「比例代表制フォーラム」から受け継ぎ、パックムが加工した。

 団体の名前であるパックムは「自分自身を変えて、変える方式も変えて、世の中を変える」という意味を込めている。 世代間疎通のために9人の理事陣は、年長者中心を脱離して20代から60代まで世代別にまんべんなく構成した。 ソン・ウジョン理事(聖公会大学社会学博士)は、「私たちはもう一つの“参与連帯”を作ろうというのではなく、様々な団体の潤滑油、ネジ釘の役割をしようとしている」と説明した。

キム・キュナム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-03 21:20
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/698834.html 訳J.S(1689字)

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