登録 : 2015.06.28 21:44 修正 : 2015.06.29 06:52

 同性結婚訴訟、来月初裁判

国内初の同性結婚式を挙げたキムジョ・グァンス監督(右)とキム・スンファン・レインボーファクトリー代表=キム・ギョンホ記者//ハンギョレ新聞社

 米国連邦最高裁判所が同性結婚を憲法上の基本権として認めたことで、韓国初の同性カップルの婚姻届訴訟が改めて注目を集めている。最初の裁判は来月6日に行われる。

 訴訟を起こした同性カップルは2013年9月、ソウルの清渓川(チョンゲチョン)広通橋の前で招待客2000人が見守る中、結婚式をあげた映画関係者キムジョ・グァンス氏(50)と キム・スンファン氏(31)だ。映画監督のキムジョ・グァンス氏は、性少数者人権センターの「楽しいセンター」理事長で、キム・スンファン氏はクィア映画専門の制作会社「レインボーファクトリー」の代表を務めている。

 彼らは2013年12月10日の世界人権宣言記念日に合わせて、ソウルの西大門(ソデムン)区役所に婚姻届を提出したが、区役所側は「民法上、同性婚は婚姻として認められない」とし、これを返戻した。これにキム氏夫婦と「性少数者の家族構成権を保証するためのネットワーク」は「夫婦の日」の昨年5月21日、ソウル西部地裁に区役所による処分の取り消しを求める訴訟を起こした。

 キム氏夫婦は「民法には同性間の婚姻を禁止する条項がない。婚姻と家族の生活を規定した憲法も、両当事者が異性でなければ婚姻が成立しないと定めているわけではない」と主張している。民法の「婚姻当事者」の概念から同性の婚姻を禁止したり制限する意味は見いだせないということだ。これに先立ち、彼らは「夫・ 妻」とされている婚姻届の様式に「届出人1・届出人2」と 記載して区役所に提出した。

 キム氏夫婦が自分たちの結婚の話をまとめて最近出版した『グァンスとファニの話』には、「数年を一緒に暮らしてきたが、法的な夫婦ではないため、手術の同意書も書けず、傳貰(チョンセ=韓国特有の家賃保障金制)資金の融資も、国民年金も、さらには航空会社のマイレージも共有できない」と同性カップルの苦痛を吐露した。2人の結婚の話を描いた映画「マイ・フェア・ウェディング」も最近公開された。

チェ・ウリ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-06-28 20:08

http://www.hani.co.kr/arti/society/rights/697857.html 訳H.J

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