登録 : 2015.06.23 22:46 修正 : 2015.06.24 08:15

 セウォル号事故など常に時期を逃し
 親朴系「不可抗力…謝らなければならないか」
 25日、大統領府閣僚会議に注目

サムスン生命公益財団理事長を務めるサムスン電子のイ・ジェヨン副会長が23日午前、ソウル・瑞草区のサムスン電子多目的ホールでMERS事態に関する対国民謝罪文発表に先立ち頭を下げている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社
 初期対応の失敗で1カ月以上続いている中東呼吸器症候群(MERS)の事態と関連して、朴槿恵(パク・クネ)大統領が対国民謝罪をするかどうかに関心が集まっている。 今月22日、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表と党指導部が「朴槿恵大統領の心からの謝罪が必要だ」という対国民声明を出したのに続き、与党内部でも何らかの方法で朴大統領の遺憾表明が必要だという意見も相次いでいる。

 23日、サムスン電子のイ・ジェヨン副会長がサムスンソウル病院のお粗末な初期対応と関連して謝罪し、国会対政府質問形式を通じてではあったがファン・ギョアン首相、ムン・ヒョンピョ保健福祉部長官など政府でも大統領を除く主要責任者が謝罪した。 順番から見れば、朴大統領がこれら諸々の事態の最終責任者として謝罪することで終止符が打たれる状況だ。 参与連帯はこの日の論評で「民間病院でさえ対国民謝罪をしているのに、政府が何の責任も認めずに謝罪さえしないことに対して指摘せざるをえない」と述べた。

 だが、朴大統領が謝罪をするか否かは不透明だ。朴大統領はすでにMERS対応のコントロールタワーは(大統領府ではなく)「総理室」と言及している。 昨年のセウォル号事故や大統領府文書流出事件などに見るように、謝罪を遅らせ謝罪時期を逃した後に世論に押されて遅れて遺憾を表明するパターンを繰り返す可能性が高く見える。

 セヌリ党の親朴槿恵系議員が、野党の謝罪要求を「国家非常事態を政治的に利用する旧態政治」と規定し一蹴したのもこのような雰囲気を反映したものと見られる。 親朴系のある再選議員は「大統領が感染の危険もかえりみずマスクも着けずに現場に通い、庶民経済にも気を配り核心を把握している」として「不可抗力の事件・事故が起きるたびに大統領が謝るべきだとすれば、交通事故や火災でも謝罪を行えということか」と話し、一般国民とは相当な認識の違いがあることを見せた。 セヌリ党非常対策委員を務めたイ・サンドン中央大名誉教授はこの日、平和放送とのインタビューで「(MERSによる)遺族を慰めたり、容態が重い患者の回復を祈る(大統領の)メッセージを私たちが聴いたことがあるか」として、「私が思うに大統領は謝らないだろう」と断言した。

 これと関連して25日に開かれる閣僚会議で、朴大統領がどのような対国民メッセージを出すかが注目されている。 仮に朴大統領が謝罪をしたとしても、閣僚会議での遺憾表明程度でやり過ごす場合、真正性論議などが起き、かえって世論を悪化させる可能性もある。 昨年のセウォル号事故の時も、朴大統領は閣僚会議で遺憾表明する形で謝罪をして、「着席謝罪」問題で世論が悪化したことがある。その後しばらくしてから別途の対国民談話を通じて対国民謝罪をした。

ソク・ジンファン、ソ・ボミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-23 21:27
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/697199.html 訳J.S(1349字)

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