登録 : 2015.06.15 09:24 修正 : 2015.06.15 15:50

MERS感染の管理状況 資料:中央MERS管理対策本部(6月14日基準、単位:人) //ハンギョレ新聞社
メルス被害に新たな様相
昨日追加された7人のうち4人を含む
全感染者145人の中で10~40台が37%
死亡者15人…致死率2桁
サムスンソウル病院医師ら16人「不安定」

 普段持病がなかった60代の患者が亡くなり、30~40代の若年層が多数感染するなど、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウィルスの感染被害が新たな様相を呈している。週末・休日に患者が相次いで亡くなり致死率も2桁になった。

 保健福祉部中央MERS対策本部(対策本部)は14日、政府世宗(セジョン)庁舎でブリーフィングを行い、「サムスンソウル病院救急車移送要員など追加で感染が確認された7人を含み、現在まで145人の患者にMERSの陽性反応が出た」と明らかにした。死亡者は15人に増え、致死率は10.3%にまで上がった。全患者の6.9%に当たる10人は完治判定を受けて退院したが、サムスンソウル病院の医師である35番目の患者(38)を含む16人(11%)はまだ不安定な状態だ。この日まで5208人がMERS感染の疑いがあり診断検査を受け、4856人が自宅や病院に隔離されたと集計された。

 MERSに対する不安心理が弱まらないのは、日々新たに現れる拡散様態のためだ。この日追加された7人の患者のうち半分を超える4人が30~40代で、比較的若い層に属する。全患者145人のうち10~40代は54人で37%を占める。

年齢別MERS患者数韓国と MERS死亡患者15人の基礎疾患の特徴 資料:中央MERS管理対策本部(6月14日基準、単位:人) //ハンギョレ新聞社

 新たに追加された若年層は特別な病歴がある患者でもない。141番目の患者(42)はサムスンソウル病院に外来訪問患者と同行しただけで、142番目の患者(31)も同病院に見舞いにきたことが確認された。大田(テジョン)テチョン病院で感染した143番目の患者(31)とサムスンソウル病院に患者を移送して感染した145番目の患者(37)も業務上で病院に立ち寄っただけで、特に健康に問題があったわけではない。国内でのMERS発生初期、主に体力が弱った高齢者が感染したのに比べ、若年層にまで被害が広がると「誰も安心できない」という雰囲気がさらに広まっている。

 こうした中、持病がなかった81番目の患者(62)が陰圧病室で治療を受けている途中で亡くなり「持病の人が高危険群」という通説まで崩れた。サムスンソウル病院に知人の見舞いに行ってMERSに感染したこの患者は、普段肝機能が良くなかったと伝えられるが、その他に病歴はない。とはいえこれまでのMERSによる死亡者のほとんどが持病がある60~80代の高齢者だ。MERSで亡くなった他の14人の患者は喘息、肺疾患などの持病があったり膽管癌、肺癌など重い病気に罹っていた。

 チョン・ウンギョン対策本部現場点検班長は「30~40代患者が多い理由は、患者なのか保護者なのか医療者なのかなど細部的な分析を進めた後で説明できる」と語った。

オム・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-14 20:05

http://www.hani.co.kr/arti/society/health/695913.html訳Y.B

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