本文に移動

MERS震源地の中東国家も「韓国渡航自粛」勧告

登録:2015-06-09 08:41 修正:2015-06-09 16:14
WHO評価団入国調査着手
福田敬二・世界保健機構(WHO)事務次長(中央)がMERSの国内拡散状況を調査するため8日午後、合同調査団を率いて仁川空港を通じて入国し、発熱感知カメラが設置された検疫ブースを通過している=仁川空港/シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウィルスの感染が広がり、MERSの震源地といえる湾岸地域の国家も相次いで自国民の韓国への渡航自粛を勧告した。

 アラブ首長国連邦(UAE)政府は7日、京畿道を「旅行注意」地域に指定したと明らかにした。アラブ首長国連邦外務省は公示文で韓国のMERS感染患者と死亡者集計を伝えた後、自国民に韓国への渡航を自粛するよう求めた。カタール外務省は7日、ホームページに公示文を載せ「MERSが拡散する韓国を旅行する場合は当分注意しなければならない」と明らかにした。クウェート外務省も韓国に居住する自国民にMERS感染に注意を呼びかける文をフェイスブックに載せた。

 世界保健機構(WHO)MERS合同評価団は8日に韓国に到着し、9日から5日間、韓国政府・関連専門家と共にメルスの感染原因と様相などを調査する。調査団は活動を終える13日に合同評価結果を発表する予定だ。

パク・ヨンニュル、キム・ヤンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-08 21:56

https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/695091.html 訳Y.B

関連記事