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MERS感染疑われる50代の女性死亡...隔離対象700人に迫る

登録:2015-06-01 23:35 修正:2015-06-02 07:46
 最初の確定患者と同じ病院で入院していた呼吸器疾患患者
 「3次感染の懸念」で分離人員682人に、1日で5倍に増加
 ムン・ヒョンピョ長官「不十分な初動対処で国民に不安抱かせて申し訳ない」
疾病管理本部の職員たちが1日午前、中東呼吸器症候群(MERS)の治療隔離センターのあるソウルのある病院の緊急治療室に、高温患者を移送している=キム・ソングァン記者//ハンギョレ新聞社

 中東呼吸器症候群(MERS)患者と接触したことがあり、MERS感染が疑われた患者が1日午後に死亡した。MERSに関連し自宅や施設に隔離された人が682人に急増した。彼らは出国も禁止される。

 保健福祉部の中央MERS管理対策本部(対策本部)は同日、「先月20日にMERS患者に確定された最初の患者が入院していた病院で、同じ階に入院していた女性(58)が、京畿道のある病院で同日午後6時頃、急性呼吸不全で死亡した。(この女性の死亡がMERSに関連しているかどうか)疫学調査と診断検査を行っている」と発表した。この女性をMERS感染者に確定するかどうかについて検査結果は、2日午前中に出る予定だ。

 この女性は同日までに確定判定を受けた18人には含まれていなかった。保健当局は31日夜、この患者が最初の確定患者と一緒に入院したことを知って一歩遅れて感染が疑わしい患者に分類した。この女性は、喘息などの呼吸器疾患を患っていたことが分かった。

 対策本部はまた、「最初の患者と接触したと推定されるか、または二次感染患者と接触し、3次感染が懸念される682人に対して、自宅や施設における隔離措置を取った」と明らかにした。対策本部はまた、「隔離対象者については、関連省庁に要請して出国制限措置をする方針だ」と発表した。福祉部は、当初、隔離対象者を60人に推定していたが、31日129人に拡大してから、1日でまた5倍に増やし、「1次防疫」に失敗したことを自ら認めた格好となった。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領は同日、大統領府首席秘書官会議で、「MERSのような新種の感染症は、初期対応が非常に重要だが、伝播率に対する判断と接触者確認、予防、広報と医療関係者に対する申告案内など初期対応に不十分な点があった」と指摘した。ムン・ヒョンピョ福祉部長官は同日、セヌリ党との党政協議で「不十分な初動対応により国民の皆さんにご心配と不安をおかけした点について申し訳なく思っている」とし「これから1週間はMERSの拡散か鎮静かの岐路になると判断し、3次感染を防ぐためにすべての力を集中する」と述べた。

 一方、この日MERS感染者3人が追加で確定され、患者数はあわせて18人に増えた。全員が最初の患者と接触した2次感染者で、最初の患者が入院した病院で同じ病棟にいた患者と家族だった。

イ・グンヨン先任記者、ソ・ボミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-06-01 20:16

https://www.hani.co.kr/arti/society/health/693774.html?_fr=mt1  訳H.J

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