登録 : 2015.03.19 23:47 修正 : 2015.03.21 00:01

壁新聞を貼り出せば1回1人当たり50万ウォン

延世大学が下請け会社と解決すべき問題として雇用継続の約束を破ると、同大国際キャンパス寮清掃・警備職を解雇された労働者が雇用継続の保障を求め今年1月14日から延世大新村キャンパスでテントの座り込みを続けている。//ハンギョレ新聞社
 延世(ヨンセ)大学が、復職を要求して座り込み3カ月目の清掃・警備労働者たちに対し、今後スローガンを叫んだり壁新聞を貼った場合、1回につき1人当たり50万ウォン(1円=9ウォン)を、またソウル西大門(ソデムン)区の延世大学新村(シンチョン)キャンパスに設置した座り込み用テントを撤去しなければ1日につき100万ウォンを支払わせるという仮処分申請を裁判所に提出した。 労働者たちは月135万ウォンを支給されていた仁川・松島(ソンド)の延世大学国際キャンパスの寮の清掃・警備担当労働者たちで、昨年12月31日付で契約を解除された。

 全国女性労組は18日、このような要求を盛り込んで延世大学が先月26日にソウル西部地裁に提出した「妨害禁止仮処分申請書」を公開した。 延世大学は申請書で、「被申請人ら(解雇された23人)は、何の関連もない申請人(延世大学)の私有地で総長が被申請人を解雇したという虚偽の事実を流布し、不法な争議行為を行なっている」とし、「申請人は被申請人たちの使用者ではないため、被申請人たちが主張するいかなる要請にも応える義務がない」と明らかにした。 さらに、延世大のアンダーウッド銅像前のテント設置により、入学式、見学イベント、ノーベル賞受賞者たちが延世大を訪問する「130周年記念延世ノーベルフォーラムシリーズ」等、130周年記念行事などが妨害されたとして、「学校訪問客に否定的なイメージを与え、受験生が延世大学志願をためらう結果になり、究極的に入試にも影響を及ぼす可能性が高い。 対外的イメージの改善を通して世界の大学へと跳躍しようとしている学校のイメージ失墜を引き起こす大きな損害である」と主張した。

 テント設置のほかにスローガンを叫んだり壁新聞を貼り出したり、大声を上げたり、ビラの配布、かざ車の設置、業務妨害、業務空間無断立ち入りなどの行為についても、1回1人当たり50万ウォンずつを支払わせるよう申請した。 延世大側は「自分たちの立場だけを書いたビラを配って学生たちの署名を集めている」として、「学長が雇用承継を約束したのにそれを守らずに解雇したという虚偽事実を流布して、具体的な事実関係を知らない学生たちを扇動し被申請人たちの不法座り込み行為に参加するよう誘導している」と明らかにした。

 延世大学国際キャンパスの寮の清掃・警備担当労働者たちが所属する全国女性労働組合は「委託会社と話をつけろと言うばかりで、問題解決のために何らの努力もしなかった延世大学がやった唯一のことが仮処分申請だ」として、「大学として模範的な元請の姿を見せてほしい」と主張した。 延世大学と国際キャンパスの寮の清掃・警備請負契約を結んだ受託会社は、元請である延世大学と今年1月1日付で再契約を結んだ。 この過程で、受託会社は昨年12月31日まで勤労契約を結んでいた既存の労働者たちに対し、労働時間を1日8時間から5.5時間に減らした“ダウン契約”を要求した。 労働時間が減れば135万ウォンだった月給も95万ウォンにカットされることになるため、23人が再契約を拒否したが、それによって昨年12月31日付で勤労契約は解除された。 事実上“解雇”されたと判断した労働者たちは元請である延世大学新村キャンパスに来て、復職を要求し50日以上座り込みを続けている。 これに対して延世大学側は「釈明はしない」と明らかにした。

女性団体2月11日午前、延世大新村キャンパス正門前で「延世大国際キャンパス寮清掃・警備労働者の業務復帰を求めている。//ハンギョレ新聞社

キム・ミンギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015/03/18 18:56
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/682829.html 訳A.K(1608字)

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