年初に40%以上減ったコンビニでのたばこ販売量が、一カ月過ぎて20%台に縮まり回復傾向を見せている。新年に禁煙を決意した人が“三日坊主”で失敗したり、喫煙者がたばこ値上げに備えて昨年のうちに買いだめしておいたたばこが底をついてきた影響と思われる。
新年に入って毎週のたばこ販売量の昨年同期対比増減率を見れば、1月第1週にはKコンビニでは-42.1%、Nコンビニでは-40.3%と大きく下落した。たばこ税の引き上げで1月1日からたばこ価格が二倍に上がり販売量が急落した。 昨年12月31日まで2500ウォン(1円=9ウォン)だった「レソン ブルー」は、翌日から4500ウォンになり、3000ウォンだった「エッセ 秀 名作」は5000ウォンに上がった。
たばこ販売量増減率は次第にマイナス(-)幅を減らし、1月第4週にKコンビニ-36.2%、Nコンビニ-31.1%に下がった。 2月に入ると-20%台に進入し、第2週にはそれぞれ-25.7%、-20.8%だった。 旧正月連休だった第3週には-30.3%、-25.7%で販売量減少幅が再び大きくなった。 Kコンビニ関係者は「旧正月連休では家族と共にする時間が多いため普段より喫煙量が減るが、今回の旧正月連休が長かったために販売量が一層減った」と説明した。
たばこ販売量の回復はある程度予想されていた。Kコンビニ関係者は「新年に禁煙を決意した顧客が舞い戻る傾向が現れる上に、昨年末に前もって買いおきしていた人たちが1月初めには購買しなかったが、再び買い始めた影響と見える」と話した。
これに先立って、昨年12月の1カ月間、Kコンビニのたばこ販売量は2013年12月より43%増えた。コンビニの中で上場企業であるCUのBGFリテールに対して、HMC投資証券のパク・ジョンニョル アナリストは「(今年)1分期までは昨年末の仮需要にともなうたばこ販売量の急減が避けられないが、第2四半期からは改善されるだろう」と展望していた。