「最後まで他人のせいにし…自省が見受けられない」
“証拠隠滅”のヨ常務、“秘密漏洩”の国土部調査官には2年
“ナッツリターン”事件で拘束起訴されたチョ・ヒョナ前大韓航空副社長(41)に韓国検察が懲役3年を求刑した。
検察は2日午後、ソウル西部地裁刑事合議12部(裁判長オ・ソンウ)審理で開かれたチョ前副社長らに対する結審公判で、チョ前副社長に航空保安法上の航空機航路変更と安全運航阻害暴行などの容疑を適用しこのように求刑した。 検察はチョ前副社長に対して「事件の発端を最後まで乗務員と事務長のせいにしている」として「言論を通じて行った謝罪と反省は、非難世論に抗せずしたに過ぎず、真剣な自省の結果は見受けられない」と明らかにした。
検察はまた、チョ前副社長の指示により真相を隠した容疑(証拠隠滅)等で拘束起訴されたヨ・ウンジン大韓航空常務(58)と大韓航空出身で国土交通部の調査結果などをヨ常務に漏洩した容疑(公務上秘密漏洩)で拘束起訴された国土部のキム調査官(55)に対してはそれぞれ懲役2年を求刑した。