“ナッツリターン”事件でチョ・ヒョナ前大韓航空副社長の機内での行動を暴露したパク・チャンジン事務長が業務に復帰した。
パク事務長は1日午前10時、釜山へ向かう大韓航空KE1107便旅客機に搭乗するため、金浦空港国内線庁舎に午前9時10分頃姿を見せた。 パク事務長の最初の飛行スケジュールで、ナッツリターン事件で病休届けを出して以来約50日ぶりの日常復帰だ。
パク事務長は業務復帰にあたっての所感を尋ねる取材陣の質問に「何も言うことはありません」と言葉を慎んだ。 チョ・ヤンホ韓進グループ会長が「パク事務長が業務で不利益にあわないようにする」と約束した1月30日の公判に対する質問にも答えなかった。
パク事務長はこの日、金浦空港から金海空港(釜山)に行った後、12時55分に出発するKE753便名古屋行きの飛行機に乗った。 情報提供によれば、パク事務長は金海空港へ向かう飛行機内で一部の乗客から業務復帰を祝う拍手を受けた。 パク事務長は名古屋でKE754便に乗り午後5時に金海空港に戻り日程を終えた後、結審公判が開かれる2日午前に仁川に戻る予定だ。 パク事務長の知人は「今回の結審公判に出席するか否かを考えている」と話した。
参与連帯は1日に報道資料を出して「パク事務長が再び出勤することになったことをうれしく思う」としながら「万が一にも有形無形の不利益や不当な措置がないか、積極的に監視し牽制して対応する」と明らかにした。 これと共に参与連帯は在米韓国人200人の応援メッセージも公開した。