ソウル松坡(ソンパ)区 蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールドで、1階ショッピングモールの出入り口ドアのヒンジが壊れ、ガラス製のドアが倒れて顧客が負傷する事故が起きた。第2ロッテワールドでは工事現場の労働者が墜落して死亡してから2週間も経たず再び事故が起きた。
28日、第2ロッテワールドを運営するロッテ物産などの説明によると、前日午後6時頃、1階のショッピングモール出入り口の上側ヒンジが外れた。ショッピングモールを出たチョン氏(25)の連れが先にドアを開けて出て行くと、開いたドアがショッピングモールの内側に倒れ、後からきたチョン氏の頭と肩の部分に倒れた。ドアは押して開閉するガラス製ドアだが割れることはなかった。
ロッテ物産側は事故後に119に申告せず、指定病院であるソウル病院に連絡した。 チェ・ウソク ロッテ物産広報チーム長は「出血があったり重傷ならは119に申告することになっているが、外観上は大きな問題がなく保安要員が緊急措置をした後に病院に搬送した」と説明した。 チョン氏の負傷は重くないという。
ロッテ側は事故が起きた出入り口を統制し、正確な事故原因を把握中と話した。 チェ チーム長は「製品や施工に問題があるのか、運営上の問題はなかったかなど、事故原因を分析している」と明らかにした。