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訪韓したホンダ米下院議員「安倍政権の日本軍慰安婦強制性疑問提起はナンセンス」

登録:2014-12-18 21:33 修正:2014-12-19 05:44
マイク ホンダ議員。 //ハンギョレ新聞社

17日から韓国を訪問中のマイク・ホンダ米下院議員(写真、民主党)は日本政府が軍慰安婦動員の強制性を疑問視していることに対して“ナンセンス”と批判した。

 ホンダ議員は18日、政府ソウル庁舎別館で記者らと会い、6月に自身を含む米下院議員18人が日本政府の“河野談話”検証を批判する内容の連名書簡を送ったことに関してこう明らかにした。 彼は「強制があったし、そのことが少女や女性が性的奴隷として連れて行かれることになった原因の大きな一部分」と強調した。

 ホンダ議員は2007年に「日本軍慰安婦決議案」の下院通過を主導し、1月には「米国務長官は日本政府に対し下院慰安婦決議案の遵守を促せ」との内容が含まれた統合歳出法案を下院で通過させる際にも先頭に立った。

 彼は「ハルモニ(おばあさん)たちがますます歳を取っていて、(日本政府が)彼女たちが皆亡くなることを待つ戦略を使うことは受け入れられない」とし「正しいことは(日本政府が)明確な謝罪をすることであり、歴史的責任を受け入れること」と明らかにした。

 ホンダ議員は韓日間の歴史問題に対する“疲労”があるのではないかとの問いに「疲労は理解するが、何らか信念を持っているならば、これをずっと守らなければならないと考える」として「私が見るには、これは疲労ではなく忍耐力がない(impatience)ということ」と指摘した。 彼はさらに米国政府に対しても「国務省と行政府が日本(安倍)首相および指導部と持続的に疎通し、日本の前進を促すことを期待する」と話した。

イ・ヨンイン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/669746.html 韓国語原文入力:2014/12/18 18:58
訳J.S(854字)

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