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“双龍(サンヨン)自動車集会禁止に抗議”のクォン・ヨングク弁護士、在宅起訴さる

登録:2014-06-26 18:34 修正:2014-06-27 09:12
解散命令に応じず・警察官を押しのけた容疑
クォン弁護士「警察が正当な集会を妨害」
集会現場で警察は弁護士が弁護士証を見せても、連行された被疑者に対する対面権を保障しない場合が多い。 クォン・ヨングク弁護士が2009年7月22日、京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)の双龍(サンヨン)自動車正門前で連行された市民団体会員の対面権を要求し弁護士証を見せている。 チョン・ヨンイル<ハンギョレ21>記者

 ソウル中央地検公共刑事捜査部(部長キム・ドンジュ)は、2012年5月から2013年8月まで双龍(サンヨン)自動車解雇者たちの復職要求集会に7回参加し、警察の解散命令に応じず、道路を占拠したり警察官に暴行した容疑(集会・示威に関する法律違反など)でクォン・ヨングク(51)弁護士を在宅起訴したと、24日明らかにした。

 クォン弁護士の容疑には、昨年4月ソウル中区(チュング)庁が大漢門(テハンムン)前の双龍車臨時焼香所を撤去し、警察がこの区域での集会を禁止すると、同年7~8月“集会の自由の保障”を要求する集会を3回開いたことも含まれている。検察は、当時警察官が集会を阻んだことに対し、クォン弁護士が「正当防衛を行使します。押しのけてください」と言った後、参加者らと共に警察官を押しのけ、負傷させた容疑を挙げている。

 警察は昨年7月25日、クォン弁護士を現場から連行し拘束令状を申請したが棄却された。これらの集会のきっかけとなった警察の禁止通告は、ソウル行政裁判所で効力停止の申請が受け入れられた経緯があり、また昨年12月には禁止通告が不当であるという判決が出たりもした。クォン弁護士は「警察が秩序維持ラインを越えて入ってきて正当な集会を妨害したのに、起訴とは盗人猛々しい」と述べた。

民主弁護士会の労働委員長であるクォン・ヨングク弁護士(右から二人目)が去る2日午前、ソウル瑞草洞(ソチョドン)の三星(サムスン)本館前で開かれた‘三星重工業不当労働行為告訴告発記者会見’で発言している。 三星一般労組と巨済(コジェ)地域一般労組は巨済地域一般労組に加入した三星重工業正規職労働者イ・某氏に対して会社側が労組脱退を懐柔・強要したとし、その過程を明らかにすることを要求した。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr

イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/643923.html 韓国語原文入力:2014/06/24 22:04
訳A.K(752字)

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