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「双龍(サンヨン)自動車の解雇者を助けよう」…2万5千人余の‘黄色い封筒’

登録:2014-05-06 21:58 修正:2014-05-07 22:10
整理解雇事態 5年…果てしない苦痛
損害賠償 47億ウォン余・仮差押さえ 20億ウォン余
解雇者ら 生活苦に悩まされ
募金額の一部で緊急生計費支援へ
www.socialants.orgの黄色い封筒3次募金キャンペーン案内文

 「(2009年整理解雇の時)私は‘生き残り組’(非解雇者)でした。 しかし、私もいつでも首を切られかねず、私の息子もやられるかもしれないと考えていました。 そのような不当な整理解雇を阻むため、ストライキに参加しました。」去る4日、京畿道(キョンギド)平沢市(ピョンテクシ)で会ったイ・ジェウォン(仮名・38)氏は、自身が双龍(サンヨン)自動車整理解雇反対ストライキに参加して懲戒解雇されたいきさつをこのように説明した。 彼が失ったのは職場だけではない。 会社は双龍車労働者を相手に損害賠償訴訟を起こし仮差押さえまでかけた。 イ氏も退職金と自宅に1000万ウォンずつの仮差押さえがついている。 解雇前に金を借りて家を買って、毎月元金と利子負担に苦しんでいた彼は自宅を賃貸に出さざるをえなかった。 しかし誰も仮差押さえがついた家を見には来なかった。

 他の仕事場を得ることも難しかった。 平沢には‘双龍車解雇者’という烙印が捺された労働者に働き口を与える所はなかった。 彼は結局、家族と離れて他所に出て行き働き、1年前に自宅に戻った。 仮差押さえはそのままだ。

 双龍車組合員にとって2009年は苛酷な時期であった。 会社はその年の4月8日、2646人のリストラ方案を発表し、一ヶ月後の5月8日に雇用労働部にこれを申告した。 ちょうど5年前だ。 その年の6月8日、会社はついに整理解雇を実行した。 全国金属労働組合双龍車支部はその年の5月22日から8月6日まで工場占拠ストライキを行ったが、整理解雇を撤回させることはできなかった。

 法は双龍車組合員の側ではなかった。 47億8767万250ウォン。 昨年11月29日、水原(スウォン)地裁の判決により双龍車支部組合員が会社と警察に払わなければならない損害賠償金額だ。 判決前までは年に5%、その後は20%の利子を払わなければならない。 現在、組合員93人に対して20余億ウォンが仮差押さえされた状態だ。

 この5年間に双龍車解雇者とその家族25人が息をひきとった。 ‘解雇と損害賠償’という二重の圧迫が奪っていったとても元気な命だった。

 長い絶望のスキ間からかすかな希望の光が差し込んだ。 今年2月、ソウル高裁は会社が経営上の困難を誇張するための‘会計操作’をしたとし、「整理解雇は無効」と判決した。 そして10万人が4万7000ウォンずつ、計47億ウォンを集めて双龍車労働者を助けようという一人の女性市民の提案を基に損害賠償・仮差押さえ労働者のための‘黄色い封筒’キャンペーンが始まった。

 双龍車解雇者出身であるパク・ヨンス(仮名・43)氏は「いつ終わるとも知れない損害賠償で、給料日になれば頭にきて酒を飲んでいた。 今は‘黄色い封筒’に参加する方々の誠意に累を及ぼすかと思い酒を断っている」と話した。 彼は昨年復職したが、相変らず月給の50%を差し押さえられている。

 美しい財団が進める黄色い封筒募金には、6日までに2万5109人が参加して13億5651万4446ウォンが集まった。 損害賠償・仮差押さえ問題を解決するための社会的機構である‘損賠・仮差押さえを捕まえよう! 手に手をとって’はこの募金額を双龍車労働者を含め損賠・仮差押さえで苦痛を受けている労働者に緊急生計費(1人当り490万ウォン)として支援する計画を立て、去る1日から申請を受け付けている。

 ‘その日’以後、5回目の5月、双龍車解雇者たちは復職と共に連帯の手助けを待っている。 黄色い封筒ホームページ(socialants.org)や口座(ハナ銀行272-910017-02504,預金者 美しい財団)を通じて今月末まで続く‘黄色い封筒’に力を添えることができる。

平沢/キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/635848.html 韓国語原文入力:2014/05/06 20:25
訳J.S(1785字)

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